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自分の歳は自分で決める。成熟世代のアンチエイジングサイト”モンナージュ” 最新号 BACK NUMBER
メッセンジャー
寺山いくこ 美容プロデューサー mon age編集長
アンチエイジングで美しさにに磨きをかける
ビューティー
アンチエイジング美容の基礎知識

男女問わず、健康で豊かな楽しい人生、それがアンチエイジングライフ。本来ならば健康な体があってこそのアンチエイジングですので表面的改善だけではなく内面も非常に重要なのですが、美容皮膚科や美容外科の治療をしてハッピーならそれも選択のうちだと思います。アンチエイジングと聞くと美容外科領域の整形(やプチ整形)を連想する方も多いですしね。ある意味それだけ浸透しているということかもしれません。興味のある方も多いと思いますので、今回はあふれる情報を整理してどういったものなのか皆様にご紹介したいと思います。



まずは全体像の中での領域、どんな科があるのか、内容項目等を挙げてみましょう。

日本では、医学・医療というと、一般的には「西洋医学」を指します。

西洋医学に基づく医療
(一般的な)病院

 内科 外科
 眼科 皮膚科
 婦人科 整形外科
 耳鼻科 泌尿器科
 歯科 …など

外的な美容
美容皮膚科
美容形成外科
 ・美容外科
 ・再建外科
内的な美容
美容内科
(ホルモン治療など)
西洋と東洋のミックスで代替医療に取り組む。

近代医学の視点に立ちながら伝承的な自然療法や食事療法、リラクゼーションなどを積極的に取り入れて全身の健康に働きかけるもの

例えば、Nutrition / Kampo(漢方) / Chinise traditional medicine
…など
【対処医療】
私たちが一般的に病院に行き、それ以上悪くならないように、処方せん(薬)を出してもらい、改善していくもの。

【美容医療】
外見的にもっと美しくなりたい、若々しく見られたいといった要望にこたえるもの。

【統合医療】
西洋医学と東洋医学を駆使して代替医療に取り組むもので、本来人間に備わっている自然治癒力を高め、健康にそなえていくもの。
※これらはmon-ageが調査し、まとめたものです。

今回は大きく分けて3分野に分かれるうちの「美容医療」のお話です。美容医療の分野は大きく皮膚科と形成外科に分かれます。皮膚科には一般皮膚科と美容皮膚科があります。ほとんどがメス未使用ですが場合によっては使用することも。塗薬、注射はあります。形成外科は美容外科(もしくは美容形成外科)と再建外科に分かれます。美容整形(やプチ整形)というのは実は正式名称ではありません。世間一般でよく使われる美容外科の通称名になります。美容外科では、外見的にもっと美しくなりたい、若く見られたいという要望にこたえるべく治療をし、健康保険が適応されない事が多いようです。ですから自由診療(健康保険証を使わないで治療を受け、治療費は自己負担)となります。そのため料金は均一ではありません。メスも使用しますから施術です。俗称、プチ整形も施術ですから気軽なお試しイメージもありますが、個人差もありますし、簡単に考えるのは考え物かも。ちなみに再建外科は例えば交通事故での欠損や顔面神経麻痺などの症状を本来の正常な状態に回復する為の治療ですので、保険が認められる場合があります。

さらに絞って美容皮膚科と美容外科の内容を見て行きましょう。
美容皮膚科には実にさまざまなメニューが用意されています。

自分がネガティブになってしまうようなポイントを改善していく為の治療、とでもいいましょうか。
全体的な皮膚のたるみ、どんより暗く見える、疲れたイメージなどが眉間、頬、法令線、口元などに現れ始めると何とかしたい、若返りたいと思う気持ちも理解できます。

シワ ボトックス注射
ヒアルロン酸注射
レチノイン酸塗布
ケミカルピーリング
イオン導入(ビタミンC)
光治療
レーザー治療
シミ/ほくろ
レーザー治療
光治療
ケミカルピーリング
イオン導入
(ビタミンC・ヒアルロン酸など)
レチノイン酸塗布
ハイドロキノン塗布
毛穴ケア レーザー治療
光治療
レチノイン酸塗布
ケミカルピーリング
BHAピーリング
イオン導入(ビタミンC)
ニキビ跡
光治療
ケミカルピーリング
BHAピーリング
レチノイン酸塗布
イオン導入
たるみ
サーマクール
タイタン
   
※これらはmon-ageが調査し、まとめたものです。

これ以外の症状もまだまだありますが、顔周りを中心に治療例を挙げました。例えばしわにはボトックス注射やヒアルロン酸注射が即効性のある方法。部位によってミックスして使用したり、先生によっても個人差もある療法。ボトックスって菌でしょ?!でもヒアルロン酸はもともと肌にあるものだから良さそう、などと勝手にイメージを膨らませないで。もともとボトックスは顔面神経痛やチックの治療薬で「A型ボツリヌス菌毒素製剤」の事。筋肉の動きをブロックする働きがあります。両方とも個人差はありますが数ヶ月で効果は低下気味。気になったら回数を重ね、それに従い持続しやすくなるとか。大体は麻酔テープを貼ってから行うので痛みも軽度。ケミカルピーリングや光治療やレーザー治療もあります。クリニックにもよりますが正しいピーリングだと赤くなったり皮むけなどは出来ないはず。AHAはアルファヒドロキシ酸などのフルーツ酸、BHAはベータハイドロキシ酸(サルチル酸)をさします。いずれも肌表面の古い角質を取り除きくすみのないなめらか肌を目指すので、ピーリング後にイオン導入などをすると、さらに相乗効果があるとか。光治療はIPL(インテンス パルス ライト)と呼ばれる幅広い波長の光を使うフォトセラピー。フォトフェイシャル・フォトフェイシャルRF(オーロラ)・ポラリスなどを総称してIPLと呼んでいます。単一波長のレーザー治療とはまた違いますが、最近はレーザーにもいろいろな種類が出てきているようです。レチノイン酸はシワ・シミ・ニキビ・ニキビあとなどの治療薬として一般的です。ハイドロキノンは美白作用に期待が持てるのでレチノイン酸と併用している人もいるようです。

美容外科の場合は外科的要素、いわゆるメスを使う方法や機器を使った方法が加わります。
二重まぶた 目頭切開 涙袋形成 目瞼下垂
整鼻(プロテーゼ挿入、鼻翼の幅調整、隆鼻など)
輪郭矯正
あご整形 エラ整形 頬骨整形 フェイスリフト
バスト
豊胸 乳房縮小
痩身
脂肪吸引 メソセラピー エンダモロジー
そのほかに脱毛、審美歯科なども…。
※これらはmon-ageが調査し、まとめたものです。

最近では美容外科でも一般的なメスを使わない(切らない)手術を扱うところが増えてきています。また美容皮膚科・美容外科だけではなくトータルに体を考えるアンチエイジング的な考え方をする美容内科を併設するクリニックも登場し、デトックス(体内の毒素を排出)、ホルモン補充療法(主に更年期障害療法)、プラセンタ療法(元気回復対策療法)なども見られるようになってきました。美容医療分野における医学の進歩や先生達の着眼点の変化には目を見張るものがありそうです。いずれにしても一方的ではないきちんとしたカウンセリング、そして本人が納得するまでは確認を怠らないことが大事なように思います。
それにしても治療や外科的治療のあとに、もし良くない食習慣や生活が続くとしたらそれは考え物。大切なのはそれを維持する為に意識する内面的なことではないでしょうか。いくら表面的に改善しても、皮膚そのもの及び体の中が酸化(老化)していたらその効果も長くは続きませんし、最大限の効果も期待できないと思います。是非とも中面からと外見からの総合的なケアを心がけていきたいものです。

※美容内科については、別の機会にあらためて説明したいと思います。


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