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自分の歳は自分で決める。成熟世代のアンチエイジングサイト”モンナージュ” 最新号 BACK NUMBER
メッセンジャー
寺山いくこ 美容プロデューサー mon age編集長
アンチエイジングで美しさにに磨きをかける
ビューティー
体内年齢を調べてみよう!「アンチエイジングドック」体験レポート

最近、新聞や情報番組などでも目にするようになってきた「アンチエイジングドック」。多くの人が注目するようになってきた現れでしょうが、健康診断や人間ドックとは何が違うのでしょうか?そんな素朴な疑問から、mon-ageの男性スタッフがアンチエイジングドックを体験取材してきました。どのような検査があり、どのようなアドバイスがあるのか?何がわかるのか? アンチエイジングドックの基本情報をレポートします。

アンチエイジングは正しい診断から 〜老化度の判定〜
その人がどのような老化をするか、どんな病気の可能性を持っているかは、人によってそれぞれ異なるため、予防医学に基づいて行われるアンチエイジング医療はまずは「診断」から始まります。最初に診断するのは内科や外科などと同じです。その人に合った指導や治療が行われなければ、十分なアンチエイジング効果は期待できないという考えに基づいているからです。

簡単に説明すると、アンチエイジングドックでは「ホルモン年齢」「骨年齢」「筋肉年齢」「血管年齢」「神経年齢」の5つの評価年齢を測定し、老化度が判定されます。mon-ageのトップページにあるセルフエイジングチェックをドクターにしていただくようなイメージです。また、その人がどんな老化の危険因子を抱えているかについても調べてもらえます。

アンチエイジング医療では、この“老化度”と“危険因子”のふたつのバランスが最も重要視されています。バランスの悪い部分をその人の弱点と捉え、そこから重点的に「治療」を行っていくプロセスです。そして、老化判定の結果に基づき、運動療法、食事療法、精神療法といった生活習慣に関する指導を基本とし、そのうえで必要に応じてビタミン・ミネラル、抗酸化成分などのサプリメントを取り入れていくことが必要だと考えられています。

今回は札幌にあるアンチエイジングラボラトリーでmon-ageの男性スタッフが体験取材してきました。

このクリニックでは、全国標準のエイジングチェックはもちろん、札幌アンチエイジングラボラトリー独自のメニューを複数実施しているそうです。今回はその中から初めてエイジングチェックを受ける方に適している入門コースを体験してきました。
体内年齢を調べてみよう!「アンチエイジングドック」体験レポート
筋肉・脂肪・タンパク質・ミネラル・水分などの量や分布を詳細に測定
  パソコン画面対面式の簡易テストで脳年齢と、脳ストレス度をチェック
  血管年齢と動脈の詰まりの有無をチェック
  様々な病気や老化に深く関わっている「副腎皮質ホルモン(DHEA-S)」を測定
  活性酸素による身体のサビつき状況と、サビつきを防ぐ力を同時に測定
9000円(税込み)
30〜40分程度
可能
1週間以降(報告書の郵送も可能)
体内年齢を調べてみよう!「アンチエイジングドック」体験レポート
アンチエイジングドック 検査スタート
まずは、酸化度&抗酸化力測定やホルモン測定のための採血を行いました。今回体験したmon-ageスタッフは、前夜の深酒が影響してか、採血の段階から決して血流が良いと言える状態ではなかったようで、通常よりも余分に採取しなければならない状態でした。検査結果が思いやられるスタートです。
脳反応のテストでは、パソコン画面対面式の簡易テストで脳年齢と、脳ストレス度のチェックを行いました。数字やひらがなをパソコンの画面上で順番にタッチするという簡単なテストのはずなのに、いざ本番となると、これがなかなか難しく思った以上に時間が掛かってしまいました。
血圧脈波測定システムという装置を用いて、血管弾力の検査を行いました。何やら手足に装着した機器が数分間いろいろ動いて検査終了。この検査では、血管年齢が分かるそうで、動脈の硬さや詰まり具合が体の各部位や左右ごとに分かるそうです。
InBody720という測定機器を使って、体成分の分析を全自動で行います。カラダの中に微弱電流を流すことによって、その抵抗値から様々な分析が可能とのこと。前面のディスプレイにもリアルタイムで体成分や筋肉・脂肪量、肥満診断や筋肉バランス分析の進行状況が表示され、先生によるカウンセリングを前に、その結果に一喜一憂していました。
今回はアンチエイジングドックのメニューに追加して血液サラサラ検査もしてみました。MC-FANと呼ばれる装置を使って血液さらさら度測定が自分の目によって確認できます。これはmon-ageスタッフの血液の画像。この状態は血液が毛細血管に流れにくくなっているドロドロの状態とのこと。サラサラな血液は、この様なムラがなく、くねくねと見える線も上から下にまっすぐな筋に見えるそうです。
すべての検査に要した時間は約30分。今回は取材ということもあり特別にホルモン測定以外の項目について、その場で森田先生にカウンセリングをして頂きました。このカウンセリングでは検査結果を受けて、その人の老化度の説明のほか、食生活のアドバイスや、健康のために必要な運動量の目安などアンチエイジング視点の生活習慣のアドバイスなどがされます。その診断結果は惨憺たる結果で、普段から若さには自信があると思い込んでいたmon-ageスタッフは、かなりのショックが……。特に血液さらさら度測定はその場でパソコンモニター上に再生され、あらためてその状況の酷さに驚かされました。
取材当日に結果が出ていなかったホルモン測定の結果も含めて、アンチエイジングドックの検査結果は郵送でお願いしました。検査結果の詳しい内容や気をつけるべきことなどがわかりやすく書かれた書類が届きました。
※検査結果はmon-ageスタッフのプライベートな内容ですので公開は控えさせていただきます。
この取材を通して感じたのは「自分の体を知ることの大切さ」。自分では元気だ、他の人よりも若々しいと思っていても、こういった検査で客観的に見つめると、自分の思いこみと実際のギャップに気づかされました。また先生と会話していく中で、健康の大切さにあらためて意識が高まりました。自分の体の状態を知る、何を心がければ健康的に生活していけるか、この検査からこれからの自分へのヒントがたくさん得られました。

私たちが提供するアンチエイジングドック(QOLドック)は、健康診断や人間ドッグの目的である「病気の早期発見・早期治療」のための検査ではなく、加齢という過程で適切とは言い切れないライフスタイルの中から出てくる“不調”や“病気の芽”を見極めるための検査です。 ですから、一般の検査では異常が見つからなくても、アンチエイジングドックでは見つかることも少なくありません。病気ではないけれど元気とは言い切れない、そんなプチ不調を感じているあなたに、アンチエイジングドックで自分の体内年齢を知っていただきたいのです。 健やかに年を重ねる方法は1人1人違います。ライフスタイルを見直し、健康で楽しいアンチエイジングライフを送っていただきたいと願っています。 http://www.ketsuekisarasara.com/index.html
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