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自分の歳は自分で決める。成熟世代のアンチエイジングサイト”モンナージュ” 最新号 BACK NUMBER
メッセンジャー
寺山いくこ 美容プロデューサー mon age編集長
アンチエイジングで美しさにに磨きをかける
ビューティー
これからは歯のアンチエイジングは基本のきかも
歯の見栄えがきになるお年頃?!

いつの頃からか気になっていた歯のアンチエイジング、それはズバリ「ホワイトニング」です。かつて芸能人は歯が命というキャッチコピーで一世を風靡した歯磨き粉があったけれども、その頃から、私の中になんとなく「歯の見栄え」について頭の片隅に記憶が残っていたのでしょう。でも芸能人じゃあるまいし・・・という気後れしていた部分もあったりして。見栄えとアンチエイジングがどう繋がるのかって?そう疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、見栄えからの連鎖反応をこれからじっくりと!この度の体験に基づいて、その内容をご紹介いたします。

門の扉をたたいたのは、六本木ヒルズエリアにある審美歯科専門医プロデュースのオーラルケアサロン「BLANCHE〜ブランシェ」。一瞬で素敵、と確信した院長先生にとてもあたたかい笑顔で迎えられ、まずはカウンセリングとなりました。問診表に該当事項を記入し、いくつかの質疑応答を終えた後、ユニット(治療台)に移動します。それにしてもお話を伺っている間、目がいくのは先生の歯。いろいろな方にお会いする機会が多いので仕事柄か肌の白さやキメには意識が高かったのですが、歯に関しては、正直言ってあまり眼中にありませんでした。むしろ見ない方が失礼にならないのでは・・・ぐらいに考えていた節もあります。歯の白さの威力をまざまざと魅せつけられ、決意を新たに移動したのでありました。
 
私が受けるのは「ティースホワイトニング」というメニューで、自然でパールのように輝く白い歯を手に入れるための最新技術。天然の歯を削ることなく、歯そのものを白くしていくのだそうです。漂白ではなく過酸化水素を使っての分解なので安全性が保障されているとの事。お薬の作用で分解させて白くしていくのですね。

ユニットに移動してからも、これから行う内容を中心にカウンセリングがあります。
クラック(歯ぎしりや食いしばりによる歯のひび割れ)や知覚過敏があるとしみることもあるということで、念のために痛み止めを一錠服用し、痛みに対する不安は解消です。それから歯の色を決めていきます。自分のエナメル質の白さにはレベルがあり、まずは自分の歯の色がどの段階なのか見本と照合していきます。その上で、どこまで白くしていきたいか?を検討します。白さには個人差があるのですが、大体日本人の歯はA3のレベルだとか。不自然な白さではなく、溶け込む白さ、というのがポイントのようです。

 
これからは歯のアンチエイジングは基本のきかも
上:BLANCHE〜ブランシェ外観
下:店内。この奥にユニット(治療台)が
問診表に記入 自分の歯の色とサンプルを合わせ、どの白さにするかを相談中
実際に白さを決めて、自分の歯との色あわせを
これが歯のカラーサンプル。沢山!
歯のクリーニング中
ホワイトニング前の準備

そして次にクリーニングに入りました。
「最初に歯の一本一本を隅々まで丁寧にクリーニングします。汚れを削り取るのではなく、水のジェットパワーで汚れを取り除いていきますので、気を楽にしていて下さい。」とは歯科衛生士からの一言。なるほど、ホワイトニングに入る前のクリーニングというのはフェイスケアサロンなどの論理と同じステップですね。
「ティースホワイトニングを受けて頂くには、ホワイトニング剤のしみ込みをよりよくする為、クリーニングが欠かせません。」納得です。

あんぐり口をあけて治療を待っている間「虫歯がたくさんあったら、恥ずかしい」、「口臭は大丈夫だったか」など、思いをよぎる事ばかりで、うかつにも、遅すぎた感が・・・。と、その時
「皆さん、ホワイトニングをきっかけに、口の中に興味が湧くんですよ。」と私の心が見破られたかのようなコメントが。
「あっ、そうなんですか?」
「えぇ、意識が格段に変わります。キレイさを保ちたいという気持ちが湧き、歯の磨き方が意識的に変わります。そして笑顔にも自信が持てますから、定期的なメンテナンスのきっかけにもなるのです。この際だから、虫歯を治そうとか、ね。ホワイトニングは歯並びの悪さの印象までも和らげられるのですけれども、歯並びを気にされている方は、ホワイトニングがきっかけで治療に来られたりという相乗効果もあったりするのですよ。」
そうなのです。口の中を開けた瞬間に、今まで、まぁいいか、とか、なんとなく置き去りにしていた歯の存在が(毎日歯磨きはしているのですが)、明らかに大きくなっていく自分がいるのでした。
クリーニング後は、歯がつるつるして、とっても気持ちがよく、ここで終わりでも充分満足できる状態です。余分な歯石や歯垢がない歯の状態がこんなに快適だったとは。恐れ入りました。
歯のホワイトニング中
歯に薬剤を塗布しているところ
歯のフッ素トリートメントパック中
仕上がりチェック中
 
ホワイトニングから最後の仕上げへ

そしていよいよホワイトニングに入ります。
薬剤を2〜3回に分けて各数十分、段階を踏んで歯にしみ込ませながら白くしていきます。ここが一番長い時間が流れたはずなのですが、私はついつい気持ちがよくて、うとうとしてしまうほどでした。
最後にフッ素トリートメントパックです。ミントの味が口内いっぱいにあふれてかなり爽快です。これで歯の保護効果も得られるのですから、うれしい限り。少しの間、かみしめていなくてはいけないので、つい力が入りましたが、普通でよかったのでした。
さぁ、仕上げられた歯を見る瞬間がやってきました。院長先生が、冷静に仕上がりチェックをされた後、「いかがですか?」
「うわぁ、キレイになっています!歯が」素直に喜んでしまいました。歯が白いとこんなにうれしいなんて!なんということでしょう。何度も鏡をのぞきたくなります。さらに照明に当たるとそのキレイさが引き立ちます。自分もそうですが、周りの編集スタッフのほうがウキウキしてこう言います。「白くなっているし、キレイになっているし、不自然じゃない。私もやってみたい!」

どうですか?皆さん。ホワイトニングで、歯本来の白さを取り戻し、自然な白さを手に入れること、加齢とともに黄ばんでしまったものを蘇らせることは、私自身が経験してみて結果もさることながらこんなにも精神的に気持ちのよいものだったのかと感じるところではなかったかと思います。何よりの収穫は、歯への意識が俄然高まったことにありました。

院長先生もおっしゃいます。「一番、大切なのは歯周病予防です。それは一種の歯の老化であり、その人の生活習慣が現れるからです。ひどくなると顎の骨までに歯周病菌が達します。歯の土台が弱くなることで、虫歯になっていない健康な歯まで抜けてしまうことがあるのです。ですから、若い頃からの口腔メンテナンスが歯周病予防につながりますよ。できれば、20代〜30代は半年に1回、40代〜50代は年に2〜3回チェックを受けるとよろしいかと思います。ちなみに私自身はもう10年以上ホワイトニングを続けています。」

虫歯になったから歯医者に行く、抜けた歯は入れ歯にする・・・というのではなく、健康な歯のメンテナンスの為に定期的に歯医者さんに行くタイミングをもってはどうかと思います。そして万が一、虫歯の治療で行ったとしても、治療が終わったら「もう行かない」というのではない気がしました。私もクリーニングとホワイトニングを体験して口腔をキレイにする事がとても楽しくなりました。正しい歯磨きをしたい、口の中の環境をベストな状態に整えたい(清潔・虫歯無し・歯周病ではない・健康な歯茎・・・)と切実に思うようになっているのですから、不思議です。わずか1〜2時間での劇的ココロの変化に私自身、驚かずに入られませんでした。

糖尿病を治療されているある先生が「歯周病が治れば、糖尿病の6割は直ります」とおっしゃっていたことを思い出します。歯は健康をつかさどる大事なバロメーターでもあるのではないでしょうか。昔の人が「よくかんで食べなさい」と口癖のように言っている意味が今、しみじみと理解できます。健康は歯が命、歯のホワイトニングがきっかけで、健康と予防の重要性を考えられた貴重な1日でありました。


BLANCHEブランシェ
URL: http://www.BLANCHE.ne.jp
BLANCHE六本木ヒルズ店(メイスガーデンスパ内)
東京都港区六本木6-4-1ハリウッドビューティプラザ3F
OPEN:月〜金11:00-20:00 土・祝祭日11:00-19:00
水曜日定休 ※予約制 03-3746-8839

著書
白い歯でセレブになるコスメティック
Teeth―「肌の美白」から「歯の美白」へ
(伊藤 聖子,伊藤 雅彦)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/
4774505420/249-6948501-6221966?v=glance&n=465392


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