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自分の歳は自分で決める。成熟世代のアンチエイジングサイト”モンナージュ” 最新号 BACK NUMBER
メッセンジャー
執筆者:モンナージュ編集長 寺山いく子
アンチエイジングで美しさにに磨きをかける
ビューティー
 
コーヒーを使った腸内洗浄を アンチエイジングに役立てる 〜コーヒーエネマに挑戦〜
コーヒーを使った腸内洗浄を アンチエイジングに役立てる 〜コーヒーエネマに挑戦〜
美肌もムダな脂肪のないボディラインも、つきつめた根本は健康な体があってこそ手に入る。では健康な体はどうやって作っていくのか...まったくもってアンチエイジングなテーマです。人の体は私達が考えている以上に個体差があって、あの人には良い方法だけど、私はダメだったなんてことはモンナージュスタッフも経験済みです。
それはさておき、以前から気になっていた「コロン・クレンジング(腸内洗浄)」の中でもコーヒーを使う「コーヒーエネマ」にトライしてみました。コロン=大腸、クレンジング=洗浄。お腹も気分もすっきりすると耳にしていて、興味を持っていたものの、二の足踏んでいたのも事実。今回はコーヒーエネマでアンチエイジングのレポートです。
1 腸内洗浄って?
『健康の要は脳と腸』...そんなコメントを以前ドクターから聞いていたモンナージュスタッフ。脳は自律神経を始めとした全身の司令塔。腸は食べたものを消化吸収したり、ゴミを排出するところ。この2つはいわば健康のキモとなる部分。腸内洗浄はこの「腸」にアプローチする健康法です。
腸内洗浄と聞いて思い浮かべるのはモデルたちが美容目的で行うもの、サロンやクリニックにて大きな機械で圧力かけて腸内を洗浄するもの...そんなイメージでした。しかし腸内洗浄自体は決して新しい手法ではなく、実際は70年ほど前から米国を中心に行われていた健康法だそうです。その方法も、単純にお尻から液体(洗腸液)を入れて出すというスタイル。浣腸よりもソフトなものだったようです。

そして今回モンナージュスタッフが興味を持ったのも、自宅でできるコーヒー注入式の腸内洗浄でした。
腸はご存じの通り便を排出しますが、腸内環境がベストじゃないと腸の蠕動運動(内容物を移動させる動き)などもいまいち鈍くなって、便が腸内の凸凹にひっかかってしまう。人体の体温は平均37度。有機物はその温度の中にあると徐々に腐敗へ向かいます。そのときに発生してしまう毒素は当然ながら体にいい影響は及ぼさない。そのためにいろいろある「早く出す」手段のひとつが腸内洗浄です。よく便秘が続くとニキビができたり、顔のくすみが気になりだすのは、そういったこともひとつの要因となっているそう。
もちろんこれらは個人差があることですが、体調管理には大きく役立つようで、腸内洗浄をしている人の多くが体調管理・維持を目的にしている様子。内面的には便秘の改善を大きく促したり、慢性的な疲労感の軽減、外面的には肌が明るくなるなどの美肌効果があるようです。

2 腸内環境がいいと、どうなる?
腸内の不要物を取り除くと、腸内の善玉菌が暮らしやすくなるそう。有名なところでは乳酸菌ですね。乳酸菌の働きはとても優秀で、腸内のリズムを整えて食べたものの消化吸収を高めてくれたり、便を排出する作用もあります。また、腸内を酸性に保って免疫力を高め、外部からの有害菌に対抗してもくれます。この免疫力向上の効果はあなどれなく、健康維持のみならず、さまざまな病気の予防にも強く繋がってくるそうです。
少々話はそれますが、善玉菌と悪玉菌ってよく耳にすると思います。悪役名のついた悪玉菌ですが、実は必要な存在。彼らがいることによって善玉菌の基礎体力がアップするそうです。ライバルがいるから自分が強くなる力関係。ただ悪玉菌が作り出す弊害は思いのほか強く、善玉菌がやや有利といったバランスが一番のベストらしい。
理想的な腸内環境を作るには、やはりゴミは不要。クリーンな環境の中、善玉菌を働きやすくしてあげれば腸本来の働きが可能となり、健康に大きく影響するだけでなく、排便がスムーズになったり、肌の状態もよくなるという理論です。
3 なぜコーヒー?
ご覧あれ!この親指の大きさの違いを  
   
「コーヒーエネマ」という単語を見て「なぜコーヒーなの?」と思いませんでしたか?モンナージュスタッフも同じ疑問を持ちました。コーヒー、いつも飲んでいるし...。
しかし、コーヒーは口から入れるのと、下から入れるのでは効果が違うそう。下から入れると、コーヒーに含まれるカフェインやテオフィリンといった数種類の成分が腸から吸収されて、肝臓内の胆管を広げて血液中の老廃物等と一緒に排出しやすくし、腸の蠕動運動を促進させる効果もあるとか。(口からのコーヒーは胃液によって腸に届くまでは若干質が変わってしまうらしい)。洗うだけなら水じゃダメなの?なんて思いがちですが、コーヒーのほうが効果が高く、また腸に対してやさしいんだそうです。コーヒーの効果に関しては複数の医師が研究しているほか、わりと広く知られている様子。なるほど、そんな効果があったのか。喉のうがいには塩水、腸のうがいにはコーヒーといった感じかな?
  戸祭豊(とまつりゆたか)先生
   
4 早速挑戦してみました
今回モンナージュスタッフがトライしてみたのは、「コーヒーエネマ」と呼ばれる腸内洗浄。オーガニックな洗浄用コーヒーに体温程度のお湯を足し、点滴袋のような専用キットを使ってお尻から腸内に注入します。自宅で行うタイプで、自然の力に任せて腸内洗浄するナチュラルタイプなものです。
4 モンナージュスタッフ林
【普段のトイレの様子】ほぼ毎日・スムーズ
4 モンナージュスタッフ酒巻
【普段のトイレの様子】ほぼ毎日・スムーズ

このコメントを書いている今は、コーヒーエネマに7回ほどトライした状態。一番最初はヒジョーに緊張し勇気が要りました...。重力でコーヒーを入れるわけですが、実践するまで「ホントに入るのかなぁ」でしたが、それが入るんです。正直言うと一番最初は手こずりました。全部のコーヒーが入れられなかったうえ、入れてそのまま出てきちゃった?状態でしたが、2〜3回と重ねると徐々に手応えが...。コーヒーと一緒に出てきましたよ。注入後「即効トイレ行きたい」状態にはなりますが、出方は自然。無理強いしてない感じです。今はだいぶ慣れてきて注入から排出まで20分ぐらいで終了。排便の時間が選べるので出したい人はいいかもしれません(便秘薬って10時間後だったりしますよね)。残り感など不快さナシです。そう、まさに「腸のうがい」でした!。気になる効果ですが、一番は「スッキリ感が超気持ちいい〜!」です。ほんと爽快な気分が味わえます。お腹はへっこみこそしませんでしたが、フラットな状態になってくれました。その他、スッキリ感と相まってのことでしょうが、体がとても軽やか。体重とかではなく感覚的な部分です。私は便秘の悩みはないですが、比較的健康体と思っている人でも、この気持ちよさは「楽しい」かもしれません。

  小さい頃から座薬も苦手だったので最初はかなり不安でしたが、ジェルのおかげで意外とすんなり入りました。「あれ?こんなもんなんだ」という感じ。
そしてドキドキしながらSTART。初めてだったので液漏れを心配してお風呂場で実行しました。立っていると入りにくかったので、お風呂場で四つんばいに。
半分くらい入った所で、「もう無理!」ってなりました。我慢せずに一度止めておトイレへ。
そして再チャレンジ。次は最後までいけました。マッサージしながらおトイレに入る事15分。おなかが痛くなる事もなく、具合が悪くなる事もなかったです。
私は便秘ではなく毎日快調に出ている方なのですが、それでも身体の中の垢って溜まるものなのですね。コーヒーエネマと一緒にするっと出ていきました。体重を量って使用前使用後と比べてみたのですが、私の場合は1キロも減りました!1キロも溜まっていたなんて・・・驚きです。
2回目以降は慣れもあって、スムーズに設置・注入ができました。最近なんとなく肌の調子がいいような気がします。これからも続けていきたいです!
今回紹介したのは、あくまでも健康法のひとつとしてのコーヒーエネマ・腸内洗浄。モンナージュが思うのは、どんな健康法でもそれをしたからといって健康がすぐ手に入るわけではく、病気が治るだけでもない。せっかく選んだ健康法も、いつもの生活や食事を見直したりして、する前の「何か」を変えなければ、よりよい効果は得られないと考えます。また、健康情報も何でも鵜呑みにしちゃうのはもう止めて、いったん自分の生活スタイルや直感的な好き・嫌いも含めて「考えてみる」をしてみませんか?考えて選んだ健康法って、興味だけで取り組んだものとは違って、継続できるし何より楽しめます。
 取材にご協力いただきました。
カフェコロン/ディンセントワーク株式会社
http://www.cafecolon.jp/

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