《 オリーブオイル 》Olive Oil
地中海沿岸が主産地。
オリーブ果実の果肉を圧搾して製造。オレイン酸を多く含み、石鹸にすると洗い上がりの肌をすべすべとなめらかにする。ただしオリーブオイルメインの石鹸は、とても軟らかくジェル状になってしまいヌルヌルした使用感になりやすい。
《 パームオイル 》Palm Oil
アフリカ、東南アジアが主産地。アブラヤシの赤い果肉を圧搾して製造(レッドパームオイル)。白いオイル(ホワイトパームオイル)は脱色精製したもの。融点が27℃〜50℃ときわめて高く、パルミチン酸を多く含むので、硬く溶けくずれしにくい石鹸ができる。カロチンが豊富。ここではホワイトパームオイルを使用。
《 ココナツオイル 》Coconut Oil
東南アジア、インドなど熱帯の海岸地方が主産地。ココヤシの実の外殻の内側にある果肉を圧搾して製造。ラウリン酸とミリスチン酸を多く含むので、大きな起泡力を生み、泡立ちの良い石鹸作りに役立ちます。融点が20℃〜28℃なので配合することで硬い石鹸になるが、カプリル酸含有なので最小限にとどめておく。
《 苛性ソーダ(水酸化ナトリウム) 》Sodium Hydroxide
白色の固体。強いアルカリ性を示し、水に溶かすと激しく発熱(80℃〜90℃)し、蒸気が出る。「毒物及び劇物取締法」で「医薬用外劇物」に指定されているため、購入の際は運転免許証やパスポートなど本人確認できる官公署発行の身分証明書と印鑑が必要。取扱店も少ない。 |