|
|
※ボード上でのランニングはこんな感じでリラックスしながら心拍数を調整します。 |
|
|
筋力トレーニングと有酸素運動を30秒ずつ交互に行うメニューは、筋力トレーニングを組み合わせることで、有酸素運動だけを実施するより、脂肪燃焼効果が3倍にもなるといわれています。それは何故か? ポイントは以下の3つです。
●1 心拍数を急速に上げる→大量の酸素を血中に送り込む。
脂肪を効果的に燃焼するには、心拍数を上げ、血中に大量の酸素を送り込む必要があります。有酸素運動で脂肪を燃やすには心拍数を平常時から60%〜80%上げると効率よく脂肪を燃焼できるといわれていますが、ウォーキングなどでは心拍数が上がるのは一般的には50%程度。そこで筋力トレーニングを有酸素運動に組み込み、筋力トレーニングで心拍数を60%〜80%に上げ、その後の有酸素運動により心拍数を維持することで、60%〜80%UP状態をキープすることができるのです。
●2 毛細血管の血流UP→全身に酸素を送り、脂肪が燃えやすい状態に。
筋力トレーニングで心拍数を上げることで、今まで血の巡りが良くなかった毛細血管まで血流が良くなり、毛細血管の末端まで酸素を送りこめるので脂肪燃焼効果を高められます。
●3 体温を急速に上昇→脂肪分解酵素リパーゼを活性化。
有酸素運動で脂肪を燃焼させるには20分以上続けるという話、あります。これは脂肪分解酵素リパーゼの働きに由来が。このリパーゼは体温が0.5℃〜1℃上昇すると活発に働き出す性質があり、今まで有酸素運動が20分以上必要だといわれていたのは、体温を上げてリパーゼが活性化するまでに20分かかるからだったのです。体温を上げるのって意外に大変なんですね。脂肪の燃焼には、この脂肪分解酵素リパーゼの働きが大きく作用しますが、筋力トレーニングで体温はすぐに1℃ほど上昇するので、リパーゼも活性化。
これら3つのポイントにより、筋力トレーニングと有酸素運動の繰り返しで従来の3倍の脂肪燃焼効果があるというのがカーブス理論。しかも筋力トレーニングにより、筋力をつけると基礎代謝が上がり、長期的に脂肪を燃やしやすいカラダ作りもできるということなのです。 |