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2007年にカッサを紹介した際の新鮮さといったらいまだに記憶鮮明ですが、現在はだいぶ浸透してきているようで、雑誌の特集などでも見かけるようになりましたし、「マイカッサ板」 をお持ちの方もチラホラ。もっともレンゲでも代用できるし、お手軽にセルフマッサージができるとあって、人気の高さを見せつけられている、今日この頃。 でもやっぱり、「やっていただく」満足度というのは、他には変えがたく!しかも、今回はオールボディカッサトリートメント、ということで、背中や首周りは自分では手が届かない部位なので、とってもありがたいかも♪と期待に鼓動が高鳴ります。 島田先生は、本を上梓されたりTVに出演されたり、と大忙しの日々を送られている合間をぬって、いろいろとお話を伺えて。それにしても、お互いに、いつも話が止め処なく尽きないのであります。 「カッサボディーコース」の基本 早速、着替えて(実はそこまでにすでに数時間が経とうとしていて、少しあせりました。久しぶりでしたので、話が止まらなかったのです。)うつ伏せになって施術を待ちます。 以前からボディトリートメントはメニューにあったのですが、違いを尋ねると、以前はアロママッサージとカッサとだったのが、「カッサ100%」のトリートメントとなり、カッサの良さを十分に味わる内容になったのだとか。 「カッサは上から下に向かって開く・解(ほぐ)す・流す、という動作が基本になります。ですから、うつ伏せになっていただき、全身を上から下に向かってまずは流れるように開いていって、それから身体の部位を診ながら、首→背中→腰→脚→足裏、と順番にほぐしていきます。そして再び全身に目を向けて最後に流す、これを仰向けになってからも同じように上から下へ向かって開き、解して流す。腕は仰向けの時にしますが、お腹などは結構、キマすよ。」 ひぇっ、内臓の状態がバレそう(何がバレる?!) 全身をくまなくカッサでマッサージ 一体、どんな効果が現れるのか?!では、プロセスで追っていく事にしよう。 うつ伏せで、上から下に向かってひらく・ほぐす・ながす
全身を上から 下に向かって開く 首からほぐす 背中をほぐすと、早速「サ」が。 腰をほぐす 脚をほぐす 足裏をほぐす 反対の脚も同様に 全身を流す 仰向けで、上から下に向かってひらく・ほぐす・ながす
全身を上から 下に向かって開く 首からほぐす 腕の外側をほぐす 下に向かい、ほぐす 二の腕の内側をほぐす 下に向かって 手のひらまでしっかり 反対の腕も同様に お腹もこんな風に ぐいぐいといきます! 脚の表を上から <左>下までほぐす <左>反対の脚も同じ様に これが背中の「サ」 「実はカッサ板を使うことによって、ボディの触れにくい部分、つまりハンドマッサージでは、ほぐせない部分までカッサ板なら届く、というかほぐしにいけるんですね。実はそういった部位は、大事なものが集まっている場所だったりするので、詰まり気味で滞っている部分がスッキリして流れ出すと、身体の調子は変わってくるのですよ。」 フェイスの時と同じように、力を込めてぐいぐいと、ではないのに、出たがっているところは赤く浮き出てくる。それが「サ」。サが出ないようにトリートメントする事も可能だし、出してもらってもOK。要は、リクエスト次第。 はい、この通り!鎖骨は、もちろんスッキリ♪ お腹もぐるぐるとトリートメントしていくと・・・内臓が活性化してゴロゴロ言い出す始末。全く動かない内臓は元気がなかったり、何らかの原因があるとの事で、音が出るのは、実はいい動きらしい。 えも言われぬ感触である。ハンドとは明らかに違う感触で、より細かいところに届くような接触感。痛くはないけれどもゴリゴリいう(特に耳の傍)ので、何やら滞っているのだろうな、と感じること然り。 実感として、やっぱりデトックス効果が高い。そして、引きしまった感があり、軽い。しかも顔はやっていないのにもかかわらず、見よ!このスッキリ顔を。 これが、カッサ板たち オイルでベタベタ〜ということもなくって、むしろしっとり。(もちろん施術後はタオルでふいていただきます)ただほぐす、ただながすではなく、トータルでよどみなく動くカッサ板と共に体内の流れが上手い具合にスッキリしていって余計なものがそれこそ「流れる」。 でも、格段に身体の質が良くなる、そんな気がしてならない、ボディカッサなのでした。 <追伸>
愛嬌たっぷりのRyu君(犬)は、今回は不在でした。残念!またいつか会いましょう。
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