- 集合時間:
- 某日、午前9時 (17時解散予定)
- 集合場所:
- 小田急線 本厚木駅(神奈川県厚木市)
中央改札口を出たところに『LUSH』の案内板を持った者がおりますので、受付をお済ませください。
集合場所よりバスにて契約農家の見学後、キッチンでの製造体験を予定しております。またオーガニック野菜を中心としたランチをご用意致しました。
・・・何やら胸が躍る案内状ではないか〜い♪
LUSH (ラッシュ) は、ご存知、英国生まれのフレッシュハンドメイドコスメのブランドで「新鮮」「手作り」「安全」「愉快」をモットーに約200種類のスキンケア・ヘアケア・ソープ・入浴料などの製品が。
パッケージとかネーミングなど、ユニークな視点で、製品も要冷蔵のものがあったりと何かと新鮮な話題を繰り広げてきているラッシュ。コスメ業界では、おそらく異彩を放つブランドのひとつだろう。
外からも見える店内は、まるでヨーロッパのデリカテッセンや八百屋さんのようで、一歩、足を踏み入れた瞬間から、いや、ドアの前からフレッシュな香りが漂い、思わず惹きつけられてしまう。店内もいるだけで楽しいスペースが広がっている。日本には1999年に上陸、もう10年以上が経つ、実はナチュラルコスメの先駆者的存在なのだ。
今回、ラッシュの工場見学ができるとあって( おっと失礼、それは「キッチンツアー」と呼ぶのでした。)一番に手を挙げたのでした。
なぜ、キッチンなのか?それは、ラッシュ製品の専用ファクトリーを「ラッシュ・キッチン」と呼び、全製品を手作りしているから。八百屋さんから仕入れたばかりの野菜や果物をナイフで切ったり果汁を絞ったりする様子が、まるでお料理とかお菓子を作っているみたいだが、それが目の前で見れるし、体験できるのだ!
肌に直接触れ、日々愛用するコスメだからこそ食べ物と同じレベルで考えたいもの。ラッシュはこだわり抜いた原料を使ってコスメを食べ物と同じ発想で作っている。だから原料は、ビタミンたっぷりの「新鮮な果物と野菜」、「香り豊かな花やエッセンシャルオイル」、そして肌に対してやさしく安全であることを確認した合成物質を、必要な量だけ使用する。だから中には植物やエッセンシャルオイルで防腐効果のあるものを組み合わせていたりするわけだ。
製品には製造年月日・製造者名・全成分が明記されてある。ラッシュスピリットが感じられるでしょ?!
さて今回のツアーの流れはざっと下記のような流れでした。
< ツアー内容 >
+「契約農家の養鶏場」
+「ラッシュジャパン工場へ」
+「ラッシュのお話」
+「ランチタイム」
+「製品製造の体験タ〜イム♪」
+「ラッシュで働く人々と工場」の見学
+「ティータイム」
+「ギフトセレクション」・・・駅にて解散。
順を追って、説明したいと思います。
「契約農家の養鶏場」
というわけで、最初に足を運んだのは、なんと養鶏場。しかも有精卵。びっくりするほど間近に鶏達がたっくさん!自由に動き回る姿は雄姿さえ感じる。そしてツアーに参加した人たちが、卵を取りに飼われている場所に入って、まだ温かい卵をピックアップ!養鶏場の社長スピーチと産みたての卵から、命の大事さみたいな何かジーンとくるものがあり、気持ちもほっこり温かくなった一瞬なのでした。ちなみに「髪様(トリートメント)」「おてんばココ(シャンプー)」「鏡よ鏡(フレッシュフリッジ)」といったシャンプーや生パックにこの卵たちが使われているそうだ。
「ラッシュジャパン工場へ」
天候が思わしくない中、バスに揺られ、ついに到着したのが工場。周りにも工場と見受けられる建物が沢山あり、製造エリアと推測。早速、ラッシュらしい元気な看板が玄関にずら〜りと壁掛けされている中を通り、ルームに通されます。その後、トレーニングの方からラッシュストーリーを。創業以来、在社している方だけあって説得力もピカ一。企業理念から製品に対するこだわりまで、興味深く聞き入りました。
「ランチタイム」
小一時間ほど経った所で、いよいよランチタイム。周囲には、あまりランチを食べるところはないみたいでしたが、ツアーのために特別にオーガニックのお弁当と、ラッシュで実際に製品の材料として取り寄せているフルーツやお野菜達、加えて先に立ち寄った養鶏場の有精卵のゆで卵まで!とても幸せな時間でございました・・・。ちなみに、クレソン農家の方からも、普段聞けない生の声を伺って、納得することが多く、ためになりましたよ。
「製品製造の体験タ〜イム♪」
お腹も満足したところで、ツアーのメインイベント、製品製造体験に突入。グループに分かれて衛生チェックの上、体験スペースに。数種類の人気製品を作りましたが、まずは手馴れたプロの技を見てから、実際にトライ。なかなか、どうして面白い♪
例えば粘度の強い原料をおにぎりのように握り、機械の上においてプレス、はたまた巾着のように布で絞って形を整えたり、ブレンドされた原材料がテーブルに置かれ、型ですくってググッと固めたり、二つの材料を配分しながらパッケージに詰めていったり、フワフワのマシュマロみたいな原料をこねて整形してボックスに入れたり・・・とまぁ、まるで生菓子を作っているような感覚で、あっという間に製品の形になっていくのでした。体験者がワ〜キャ〜言いながら賑やかな雰囲気の中、製造者の方々は笑顔で見守ってくれているのでした・・・。
<右写真:>こんな感じで工場に入ります
「ラッシュで働く人々と工場」の見学
実際に製造現場も拝見させてもらいましたよ。アイスクリームのようにスクープで容器に入れているところや、ラッピングしているところなどお菓子作りの真っ最中♪みたいで、本当に「キッチンツアー」をリアルに垣間見れたのでした。お仕事をしている人達も、楽しそうに作業をしているのが印象的でした。
「ティータイム」+「ギフトセレクション」
そして若干、興奮に包まれながらルームに戻ると、今度は至福のティータイム♪が待っていました。おまけにゴージャスな「缶ボックス」にはギフトの数々・・・そして先程、自分達が作ってみた製品もお持ち帰りできるとあって、参加者のほとんどが浮き足立っていました。太っ腹なラッシュさんなのでありました。
品質が高くて安全だけでは満足しないブランド。ラッシュに来てくれた人の気持ちを、使ってくれている人の毎日の生活を、楽しく豊かにすることが使命だというのが、今回のツアーの中でも随所に感じられとても心地の良いアットホームな体験会だったような気がします。働く人たちの気持ちが、魂が、製品にダイレクトに繋がっているからこそ、今、この時代の中でラッシュ製品達が輝き勢いがあるのかな、と思いました。そういう意味でも、製品というのは生き物、なまものであり、魂を込めて扱うことの重要性を再認識した日でもありました。
今、そして、これからがますます楽しみなブランドの一つ、それが、ラッシュというブランドなのかもしれません。