2007年9月10日からの3日間、東京ビッグサイトにて「ダイエット&ビューティフェア2007」が行われ、モンナージュスタッフものぞいてきました。かなり規模が大きいものでした。この展示会は、一般向けというよりは企業向けで、主にエステ業界がメインターゲット。そのため最新のサロン用美容機器などがたくさん展示紹介されていました。ですが、単に美容だけではなく、健康分野と医療分野ともタッグを組もうというコンセプトのもので、いろんな角度から美容を追求するためのメニューが、国内外から集まっていました。
さて、モンナージュメッセンジャーでおなじみの森田先生。このフェア会場で、エステ業界の経営者やエステティシャンの方々を対象に「アンチエイジングとは?」という講演をされました(モンナージュスタッフは、これを聴講しに行ったのでした)。アンチエイジングの考えは医療ではどうとらえられているのか、そのアンチエイジングに必要なことは何なのかを、医療切り口でわかりやすく説明されていました。そうなんです、美容分野と医療分野とでは、アンチエイジングの意味合いが少し違うのです。みなさんとても集中して聴講し、メモを取っていました。
そして、森田先生の講演の次に、恵比寿アンチエイジングクリニックの青木晃先生が、「これからのエステ業界にはどういったものが必要なのか」を講演されました。現在病院やクリニックでは、予防医学・アンチエイジングの観点でさまざまなメニューがあり、その精度や成果もとても高いものになっています。またカバーしている範囲もどんどん広がってきています。そういったことを背景に、今後のエステ業界ではどんなメニュー構成が必要なのか、どんな視点を持つべきなのかを、非常にわかりやすく解説していました。医療視点での講演ですが、ビジネスをする人にとってはたくさんのヒントが発見できるような内容で、モンナージュスタッフもふむふむと聴講していました。
近年、美容と医療の融合の必要性がうたわれています。よりよい結果、より確実な効果、高い安全性を追求していくと、この2者の融合は当然の流れかもしれません。ですが、まだまだ違いは大きいですし、両者が求めるものも一致していません。きっとこのようなフェアや、地道な活動がどんどん大きく育って、社会コンセンサスもとれて、両者の有効 が進むのでしょうね。 |