ちょっと前の2007年9月3日、帝国ホテルで行われた「血めぐり研究会」の発足メディアセミナーに、モンナージュスタッフが参加してきました。この研究会には、以前モンナージュで取材させていただいた麻布ミューズクリニックの渡邉賀子先生が参加されていて、そのご縁で招待していただきました。
「血めぐりの悪い人が増えている、どうにかしたい」という観点から発足したこの研究会。冷え、肩こりや腰痛、胃腸の不調、肌荒れ、くすみ...などなど、誰でも、あっ!って思い浮かぶ症状があるときは、たいてい血のめぐりが悪くなっていることが多いそうです。「血めぐり」を見直していく必要性を訴求し、現代人の「血めぐり」改善のため、さまざまな啓蒙や改善活動をしていくのがこの研究会の目的とのことでした。
この研究会の柱となっているのが、「冷え」の危険性について警笛を鳴らされている東京女子医大の川嶋朗先生(東京女子医大附属青山自然医療研究所クリニック所長)と、西洋医学にも東洋医学にも精通し、漢方への造詣も深い渡邉賀子先生(麻布ミューズクリニック院長)。このセミナーでの川嶋先生・渡邉先生の講演はとても興味深いものでしたが(一般メディアに向けての説明だったので、とてもわかりやすかったです)、何よりも印象的だったのは、『病気にならない体を作るには、冷えによる症状にも目を向けよう』そして、『冷えの症状は身近な心がけで改善できる』という言葉でした。
セミナーでは、体を温める食材で作られたサンドイッチと、フレーバーティーが用意されていました。体を温めるとされる「温性」の食べ物(このメニューではローストビーフ、フレーバーティーに入っていたジンジャー・クローブ・カルダモン・ペッパーといったスパイス)にこだわったとのこと。食からも体を温められることが体感できました。
血めぐり研究会ではblogでいろいろな情報を発信しているので、一度チェックしてみて。
http://ameblo.jp/chimeguri/
今、この原稿を打ち込んでいるモンナージュスタッフは、今日は8時間近くパソコンの前にいます。首の付け根というか、肩が凝っている。そこで首や肩を触ってみたら....ひんやりしてました。血のめぐりが滞って冷えている証拠。ということは、温めればこの症状は改善できるということです。肩が凝っているとき体温まで下がっているとは気づかなかった! この血めぐり研究会がみんなに気づいてもらいたいことは、こういった「日常的すぎて気づかないこと」かもしれません。 |