少々前になってしまいましたが、2008年の4月17日に、低反発寝具で有名なテンビュールの銀座ショールームに出かけてきました。テンピュール・ジャパンの本社は神戸。今回は東日本で初のフラッグシップストアがオープンとあって、プレス向け内覧会がありました。
このショールーム、かなり楽しく興味深かったです。ショールームでは靴を脱ぎ、デンマークから輸入された床材の上を歩きます。そのまま歩いても柔らかく、かつ、しっかりした床の感触なのですが、テンピュール素材のスリッパを履くと、これまた極上の感触!! 低反発の素材の中に足の裏が収まって、スリッパがパタパタしないんです。階段の上り下りも靴を履いているかのごとくスイスイ登れます。しかも気持ちいい。すごく気持ちいい。モンナージュスタッフ、まずはこのスリッパに感激しました。
そして本来の目的である寝具を拝見。テンピュール素材の枕はもちろん、マットレスやベッド本体が展示されています。予め靴を脱いでいるので、ベッドの上に気軽に横になれて、様々な硬さや厚さのテンピュールベッドを体験することができます。しっかり支えてくれる安定感、体の凸凹に併せて形状が変化するので、体の力を完全に抜くことができます。枕だけでなく、マットレスもテンピュール素材にすることで、テンピュール本来の機能性が全身で体感できました。
さてこのテンピュール、一般には「外国の病院で使っていた良質の寝具が発祥」という認識だと思います。モンナージュスタッフもそう考えてました。実は違って、NASAの技術が発祥のこと。シャトル打ち上げの際に操縦席にかかる大きな重力を上手く分散させて、かつ体を支える素材として開発されたとのこと。その後、テンピュール素材が量産できる体制ができて、寝具への応用が始まったそうです。なるほど〜。銀座ショールームには、そういったテンピュールの誕生ストーリーを聞きながら、ベッドの角度が自動で変化して、あらゆる体勢での快眠体験ができるカプセルがあります。これ、おすすめ。体がほどよく沈んで安定する心地よさもそうですが、足が少し上がった、腰の位置が変わった、ちょっぴり上半身が高くなったという微妙な変化だけで、随分と快適さって変わるものだなぁ、と感心させられます。普段の自分の眠りを反省してみたり...。
人生の1/3は睡眠です。睡眠時はアンチエイジング的にも大切な時間。ここのショールームはもちろん見に行くだけでも活用できるので、ぜひぜひ快適な寝心地を体験しに行ってみてください。かなり面白いです。
テンピュール・ジャパン
http://www.tempur-japan.co.jp/ |