2080年7月8日、原宿のカフェにて、新しいメイクブランド「DASODA」（ダソダ）の発表会があり、モンナージュスタッフが出かけてきました。

染料と顔料違いって知っていますか？

簡単に説明すると、染料は文字通り肌に染みるように色が付くタイプ、顔料は肌の上に色が乗るタイプ。現在流通しているマスカラやアイライナーはキレイに発色できることから染料が主流です。しかし「染みるように色が付く」がゆえ、パパッとクレンジングしただけでは色が残ってしまい、洗顔したのに目元がぼやっと黒い...なんて経験は多くの方がしているはず。それゆえ、目元専用のリムーバーなどできちんと落とすことが必要だったりします。

今回見てきたDASODAのマスカラ、アイライナーは「顔料」から作られたものでした。
肌の上に色が乗る仕組みは、言い換えると「落としやすい」ということ。会場に染料アイライナーと、顔料アイライナーが用意されていたので手の甲で試したところ、顔料アイライナーは洗顔料をつけて、軽くティッシュでぬぐっただけでキレイに落ちました（染料アイライナーは、やっぱり残ってしまいました...）。おおぅ、こんなにスルッと落ちるとは思いませんでした。しかも水で濡らした時ににじまずクッキリをキープしていたのにも驚きました。汗や涙にも強そうです。目元専用のリムーバーが不要なので、まつげエクステをしている人にもいいかもしれません。

これまで顔料でのマスカラやアイライナーがなかったのは、顔料そのものの扱いにくさゆえ、化粧品にするにはコストが高すぎたらしい。ですが「顔料こそがデリケートな目元のメイクにふさわしい」と考えたDASODAは数々の努力の結果、発売に至ったそうです。

マスカラはしっかりとボリュームアップしてくれて、すぐに乾くので便利。アイライナーはにじまずにラインが描け、まつげの内側の粘膜部分にも色が乗りました。色素沈着知らずのアイメイクは、かなり快適でした。