オメガ3脂肪酸という油が、体に嬉しい働きをしてくれるのは、ダイエットの女王・伊達友美先生のファンならばご存じのはず。体に必要な脂肪で、ホルモンを司り、余計な脂肪を排出しやすくしてくれる....ということもあって(詳しくは伊達先生の著書を)モンナージュでも、良質な油について情報発信してきました。そのオメガ3脂肪酸が豊富に含まれている食べ物が、くるみ。手のひらで軽くひとつかみした量で1日に必要なオメガ3脂肪酸が摂取できるそう。「ちょこちょこと口にしてもらいたい食べ物。おやつにくるみはいいよ〜」とは、伊達先生の言葉。ミネラルも豊富で、健康食として、なかなか優秀な食べ物らしい。そんなことで、モンナージュスタッフたちもくるみは、意識して口にするようにしてます。
先日、カリフォルニアくるみ協会が主催する「くるみとワインの出会い 海辺の昼食会」というイベントがあり、モンナージュスタッフも参加してきました。この会の趣旨は、くるみの味わいと栄養をより広く知ってもらうための食べ方提案の場で、くるみと同じ産地であるカリフォルニアワインとの相性が紹介されました。来場者は主に料理雑誌編集といった方々。
みなさんは、くるみってどうやって食べていますか?そのままパクッと食べるとか... お菓子作りの材料とか...? この日はいろんな味にアレンジしたくるみを試食できることができました。これがなかなか良かった! チョコレート+くるみ、はちみつ+くるみ、ブルーチーズ+くるみ、コンソメ+くるみ...。どれもくるみの風味や歯ごたえを活かしたアレンジで、チョコ・ブルーチーズはコクがあって赤ワインの濃度と対等な感じ。はちみつ・コンソメは白ワインの酸味や苦みと上手くバランスが取れていて、どちらの味も楽しめました。くるみとワイン、ワインは赤でも白でも相性高いです。
くるみってアレンジできる幅が広い! といいますか、正直、くるみがこんなに美味しいとは...今頃気づきました。これまではそのままパクッと食べてる派でした...。
くるみって、いろんな食べ方があるなぁと感心。どれもおいしい。でもこういったおつまみ系だけではありませんでした。写真にあるメニューも、すべてくるみが使われたもの。ローストしたくるみを入れたカボチャスープ、くるみパン、くるみとプラムを入れ込んだチーズ、ボイルした鶏肉の中にくるみが入ったテリーヌ、衣に砕いたくるみを使った白身魚のフライ。どれも素直に美味しかったです。揚げ物の衣に砕いたくるみを使うと、くるみが持つ本来の油分のおかげで揚げ油をあまり吸わないそうで、軽い口当たりのさっぱりとした揚げ物に仕上がるそうです。なるほど。
当日は、ただ食べていただけではありません。講演もしっかり聴講しました。
慶応大学理工学部研究員の鈴木隆一さんによる「味覚について」の講演。甘・塩・酸・苦・旨の味を数値に置き換えて、食べ合わせの相性をみようというもの。2つの食材の味がそれぞれの味を補うような構成になっていると、いわゆる「おいしい」と感じるのだとか。これはなかなか面白い内容でした。そして、すっかりおなじみの伊達友美先生。オメガ3脂肪酸の大切を、ダイエットの指導内容と合わせて講演していました。来場者の方々が、ぐっと引きつけられていたのが興味深かったです。
伊達先生ご自身、長年ダイエットをしてきて、良質の油をきちんととり始めてから、体が安定してきたと話してくださったことがあります。それは単にダイエットだけでなく、健康面だったり肌艶だったり、トータルして安定したそうです。いいと思ったものを一気にガッと摂取するのではなく、適量を「続ける」ことが大切。そう見ると、食べ方や味付けのレパートリーの広いくるみは「続ける」食習慣に取り入れるには、もってこい。(ちなみに韓国では美容食としてくるみを食べる習慣が女優さんを中心に今ブームになっているそう) くるみレシピは検索すればいろいろ出てくるし、下記のサイトにも掲載されているので、ぜひ参考に。
カリフォルニア くるみ協会
http://www.californiakurumi.jp/ |