不確かだったら申し訳ないけれど、モンナージュ世代が大学生や社会人数年目あたりの頃って、いろいろなコスメが日本市場に登場し始めた時期だったように思う。それまで、コスメといえば国内ブランドか、高価格の海外ブランド。そんななか、こだわりあるポリシーを持つ個性派ブランドだったり、もう少し価格的に身近で魅力たっぷりだったりと、私たちの選択肢を広げるブランドが徐々に上陸しはじめてきた。お店にたくさんのコスメが並ぶ様に私たちはワクワクしたものだ。
それからずいぶんと時間を経ているが、その間に淘汰されたブランドは数知れず・・・。だけど、未だに人気を保っているブランドもある。そのひとつがRoC。その昔、店頭で初めてパッケージを見たときは、気骨なデザインに薬局っぽさと、清潔感を感じたっけ・・・。
そんな昔話はおいといて。
先日、9月下旬に発売されるRoCの新製品の説明を受けてきた。「RoC レチノール リンクルコレクシオン」は、シワに効果がある成分純粋レチノールを配合した新ラインだ。というより、もともとRoCはレチノールを得意とし、地道に研究を続け、純粋レチノールの化粧品への安定配合を世界で初めて実現させたレチノールコスメのパイオニア。今回の新製品は、パワーアップといったほうが正しいかも。
「RoC レチノックス リンクルコレクシオン」に施されている新処方の目的は、コラーゲンの強化。【コラーゲンを作る・守る・立て直す】の3段階それぞれに最新の美容理論を投入。純粋レチノール、コラゲンセイバー、バイオペプチドの相乗効果で浅いシワ・深いシワへの高い効果を目指す。実際の製品を使った3ヶ月間モニターテストでも、なかなかいい成績を残している様子。
「ボトックスするほどではないけれど、シワが気になる」という方にぜひ使ってもらいたいそうだ。
「RoC レチノックス リンクルコレクシオン」は、フルラインではなく、数種類の美容液で構成されている。昼用、夜用、目もと用、4週間集中。保湿ケアのあとにプラスする。ケアしたい内容や、自分のスタイルに合わせてチョイスできて、使い勝手がいい。
説明会場に乳鉢が置いてあった。これはRoCのロゴマークのモチーフにもなっていて、1952年の創業当時、患者ごとに調合していた(当時のフランスでは化粧品は薬局で販売していた)原点なのだそうだ。今回の新製品発表会は大勢に向けて広報するものではなく、数人ずつの美容関係者にじっくりと説明していく方式のものだった。説明がしっかり頭に入って納得できた。50年以上昔の乳鉢の記憶が、こんなところにも表れていた。
さて、今年の刺すような夏の日差しは、肌に相当なダメージになっているはず。乾燥しはじめる時期にさしかかると、どんなことになるのやら・・・。シワシワが気になったら、さぁ、この記事を思い出して!
RoC
http://rocskincare.jp/ |