アンチエイジングとひとことでいってもいろいろな美容施術があるわけで、ボトックスやヒアルロン注射というのはだいぶメジャーになってきてはいますが、モンナージュとしてはまだまだ慎重論。いわゆる「切った、貼った」的な施術は効果も大きいですが、その分あまり知られていないリスクもあり、モンナージュは傍観の位置にいます。
そんな中、肌や体になるべく負担をかけない方法で効果を出す施術もどんどん開発されています。今回、編集長寺山が体験したのは「顔用エンダモロジー」。エンダモロジーとは、細かな振動を肌の奥深くに伝えることにより、血行やリンパといった流れを改善して老廃物排泄を促進したり、皮下組織を正常化させたり、余分な脂肪分解・除去する医療器具です。
これは主にボディ用として活用されてきましたが、「顔に使えて、痛くない」をコンセプトに、TBCと仏LPG社が開発したのが、今回編集長寺山が体験した『Lift M6』というフェイシャルトリートメント専用マシンです。
エンダモロジー自体は、肌の細胞組織である繊維芽細胞のほかコラーゲン、エラスチンなどを活性化させる働きがあり、それにより、シミ、シワ、たるみ対策が可能なのですが、理論的にはわかっていても、安全性や効果はどうかな...という冷静な視点を持っていたのですが、今年の6月に行われた抗加齢医学会総会でTBCが『Lift M6』の臨床試験の結果を発表したこともあり、体験することにしてみました。
ただエンダモロジーを顔にあてるのではなく、クレンジング→ハンド洗顔→保湿ケア→『Lift M6』(顔専用のエンダモロジー)→パック→ヘッドマッサージとステップを踏む「TBCエンダモフェイスリフト」というコースを体験。きちんと汚れを落として保湿してから顔専用エンダモロジーを行い、吸収力の高くなったタイミングをねらったパック、エンダモロジーの効果をより高めるヘッドマッサージという施術の流れになっています。
『Lift M6』の顔専用エンダモロジーは、様々なサイズのヘッドからコマかな振動が肌に伝えられる仕組みで、吸い上げつつマッサージといった感じでしょうか(肌に吸い上げの跡はつきません)。リズミカルに、かつ強弱つけて、首もとのリンパや顔全体をマッサージしていきます。これがかなり気持ちいいようで、トコトコトコという機械音も心地よく、編集長寺山は睡魔に身を預けていました。マッサージにはあるまじき?目頭や目尻ギリギリの際までしっかりエンダモロジー。法令線に至っては何度もマッサージを重ねました。このコースでは30分ほどの時間をかけてじっくりマッサージをしていきました。
で、気になる効果ですが、写真だとわかりづらいかな? まず顔色が全体に明るくなりました。肌そのものが発光しているような、単にコスメケアだけでは得られないような肌の明るさが引き出されました。そして、肌ざわりの変化も。それまでふよふよしていた頬でしたが、引き締まって弾力がアップしたというのか、手で触ると感じる小顔感がー! 即効性高い。これだけでも編集長寺山はびっくりしていましたが、実は肌の繊維芽細胞が活性化されるので、もっと効果を感じるのは、翌朝、その次の朝...らしい(翌朝、よく翌朝にメイクのノリや、フェイスラインが引き締まった感が得られたそう。1週間経ってモンナージュスタッフが見たところによると、肌のくすみの減少、肌内側からの明るさが一番に目にとまりました)。
当日だけでなく、肌の活性リズムに乗って以降も効果が得られる...それを見るために、編集長寺山、何度か続けてみることにしました。施術前、1回目施術、1週間あけて2回目の施術を体験した写真を掲載しましたが、違いがわかるかなぁ?続ければ最初と最近で差が出るのでもっとわかりやすくなるはず。これ以降もトライしてみるので、機会があれば報告していきます。
編集長寺山が受けた『Lift M6』を使ったコースが、2010年9月30日まで特別価格で受けられます。リンクを貼っておくので参考にしてみてください。
エステティックTBC
『TBCエンダモフェイスリフト』
http://www.tbc.co.jp/special/lpg/
※肌をマシンでマッサージするのでニキビ等肌が炎症している人は炎症が治まってから受けてくださいとのことでした。 |