独自のすご技テクニックで人気のあるヘアメイクアップアーティストの田中宥久子さん。彼女が行う「造顔マッサージ」は、ハウツーDVD本が長い期間ヒットするほど根強い人気です。
直接田中さんに造顔マッサージをしてもらうチャンスはなかなかないけれど、厳しいトレーニングを受けた技術者さんならば、体験できるチャンスは広がります。

ということで、「たくさんの方々に造顔マッサージを体感していただきたい」とのことで、この11月に田中さんの新サロン「Y・METHOD（ワイ・メソド）」の恵比寿本店がオープン、編集長寺山が体験してきました。今回はそのレポートを。

造顔マッサージはちょっとユニークなマッサージ。一般的にフェイシャルマッサージはベッドの上で横になって施術することが多いですが、この造顔マッサージは、90度に調整された椅子に座っての施術でした。というのも、「顔が受けている重力を利用するから」だそうで、なるほど、普段私たちは身体を起こして生活しているので、顔の上から下方向の重力を意識するというのは理にかなっているように思います。

さて、造顔マッサージですが、大きなステップはクレンジング→ローションで保湿→造顔クリームを使っての造顔マッサージ→温めながら拭き取り→ローションで仕上げ。技術者さんは椅子の後ろに立ち、前面ある鏡に映った顔を見ながらマッサージしていきます。

細かい美容理論は、田中さんのサロンやサイトを見ていただくとして...

施術途中から「顔の感じが変わってくる!」が実感できるマッサージでした。顔のコリをほぐしてリンパに流していくのですが、マッサージをしている途中から、顔のコリがどんどんほぐれていくのが目に見え、マッサージしている頬のお肉も「顔ってこんなに動くものなんだ〜」とわかるほど、どんどん上がってました。いわゆるリフトアップ的な動きがないマッサージなのに、この上がり具合は、正直驚かされました。
「マッサージしているとき、コリが流れている音が聞こえました。その音がどんどん変わっていくのは、さすがのテクニック。マッサージとしては"痛気持ちいい"部類だと思うのですが、これだけ顔を動かされていても、不思議と眠くなり...。顔と首筋のリンパしかさわっていないのに、全身が温かくなってました」と、編集長寺山談。

気になる結果ですが、施術前の編集長のすっぴん画像を掲載しますが違いがわかるでしょうか。写真だとわかりにくいのですが、直接見ると顔にぐいっと立体感が出てました。フェイスラインが締まったせいか、首も長く見えます。
あと、もっと大きく効果を実感したのは見た目よりも肌の変化で、編集長寺山曰く「肌の透明感が、いつもの翌朝と違いくすみがなくて驚いた。その上、肌のもっちり感＆柔らか度が昨日の施術からキープされていて、肌密度もあがった感じ。何よりも良かったなぁと思うのは、首のシワが目立たなくなっていたこと。目尻のシワよりも首のシワが気になる私としては、いいサプライズでした。そして、スキンケアをしてみると・・・化粧水、何回入れても無くなってすぐ入ってしまって。昨日、肌をスポンジにされたのかと思うほど。化粧水がこんなにぐんぐん入るのは、私の肌がスカスカだったのかなぁ。」と。
今回体験をしてみて、手応えは大いにありました。

田中宥久子さんはもともと、舞台やテレビに出演する俳優さん・モデルさんをメイクアップしてテクニックを磨いてきた方です。即効性には相当のこだわりがあるだろうし、実際、そのテクニックは造顔マッサージに集約されているように思いました。　加えて、ハンドテクニックの可能性にも気づかされました。手でできることはまだまだある。整形などに走ってしまう前に、こういうテクニックの存在を頭に入れておくことは大事かもしれません。

Y・METHOD（ワイ・メソド）」の恵比寿店
http://www.ymethod.com
東京都渋谷区東3-16-10
ジェイパーク恵比寿Ⅲ アルティマ 2F
月〜土11:00〜20:00、日・祝10:00〜18:00
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