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メッセンジャー
中沢るみ 管理栄養士 フードコーディネイター
食からアプローチするアンチエイジング
フード
肌年齢をきちんと変えてくれる 身近で手軽な食べ物 ヨーグルトに注目!

食品をあまく見てはアンチエイジングは叶えられない

『大学で栄養学を専攻しているとき“体質は栄養学的には3ヶ月で変わる”と教えられ、自分の体でいわば人体実験をして“ホントにそうだ!”と実感できたことが、私の管理栄養士としての原点ですね』と中沢るみさん。アンチエイジング視点でさまざまな食へのアプローチを紹介しているフードエキスパートです。
『体の細胞の源は食物の栄養です。当たり前すぎて忘れがちですが、毎日の食事に栄養の意識をプラスするだけで、体は変化します。年齢や性別は関係なし。食べ物のスゴさは実践あるのみなんです』と、中沢さん。アンチエイジングに貢献してくれる食材はたくさんありますが、今回は「ヨーグルト」に注目です。



マンゴーヨーグルト

写真は、ヨーグルトにサイコロ状に切ったマンゴーとはちみつをトッピングしたもの。
ミントの葉を添えました。

美容&健康の両方に万能なヨーグルト

『私は講演会やセミナーなどでたびたびヨーグルトの優秀さを紹介しています。知れば知るほどヨーグルトは美容・医療・栄養の万能選手であることがわかります。学生時代の私はニキビ体質で悩んでいたのですが、ヨーグルトを3ヶ月毎日食べて体質改善した経験があります。手軽に食べられ、朝食としてもデザートとしても立派な一品になるヨーグルト。積極的に口にして欲しい理由はいろいろありますが、簡単に紹介しますと……

1.美容ビタミンと呼ばれるビタミンB2が豊富。
〜代謝に関わるビタミン、肌や髪をツヤツヤにする

2.腸内環境を整える乳酸菌も豊富。
〜摂った栄養を活かすには栄養吸収機能を持つ腸の健康が不可欠

3.細胞の源であるたんぱく質も豊富。
〜新しい細胞を作り出す重要な成分

4.加熱せずに食べられる。
〜栄養素を壊すことなく取り入れることができる

……と、いいことがいっぱい。カロリーも低いです。外食が続くとビタミンB2とカルシウムが不足しやすくなるのですが、ヨーグルトにはこれらの栄養素がたくさん含まれているので、外食の時にはデザートとしてプラスしたいところ。また、できれば朝と夜の2回食べてもらいたいですね。朝はヨーグルトのたんぱく質で体温をあげて体内燃焼させる「パワーブレックファースト」として。夜は寝ている間の細胞再生の材料として。美肌だけでなく、やせやすい体作りにもヨーグルトは頼もしい食品なのです』


anti-aging point
ヨーグルトの上澄みは乳清(ホエー)といって乳酸菌の発酵が進むと自然と出てくる水分です。水溶性ビタミン、たんぱく質、ミネラルが豊富なので、ぜひ一緒に食べて。

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