貧血になる前に、鉄分不足のサインが出てます。
毎月の生理がある女性はもちろん、なんだか顔色がさえない男性に不足しがちな成分、それは鉄分です。鉄分は体内で貯蔵することが可能で、体内リサイクルして使われていますが、もちろん不足になることだってあります。鉄分が不足すると鉄欠乏性貧血を起こしますが、それは鉄分不足がかなり進行してからのこと。実はその前にちょっとしたサインが出ています。それは「あくび」と「息切れ」です。そのメカニズムはというと、
鉄分は「赤血球」を作るのに欠かせない栄養素
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赤血球はの働きは全身に酸素を運ぶこと
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鉄分不足では全身に酸素が送れない
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身体(特に脳)が酸欠状態になる
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あくびをして酸素を補おうとする、
酸欠状態なので息切れしやすい
・・・と、こんなふうにつながっているのです。十分に睡眠を取ったのに、朝からあくびを立て続けにしたり、階段を上っただけで息切れするようだったら、まずは鉄分不足を疑ってみてください。
鉄分不足には、あさりがオススメ
鉄分を補う食品の王様はご存じ「レバー」ですが、苦手だったり、調理がワンパターンになりがちという人も実際多かったりします。そんなときにおすすめしたい食材が、いろいろな食べ方ができる「あさり」です。あさりに含まれる豊富な鉄分は、吸収率の高い「ヘム鉄」で、鉄分不足にはぴったり。あさりの佃煮大さじ山盛り1杯で、1食の鉄分補給が満たされます。
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