今回は「アサリのリゾット」を教えて頂きました。毎日の食生活では、意外と貝類って食べないもの。でも、アサリなどの貝類には鉄分やマグネシウム、亜鉛、ビタミンB2や12、カルシウムなどの栄養素が含まれているのです。特に鉄分は重要。鉄分には酸素を全身に送る働きがあるため、不足すると身体が「酸欠状態」になり、疲れが取れにくくなったり、息切れしたり、集中力がなくなったりしてしまいます。
また、アサリのうまみ成分は「タウリン」ですが、これはよく栄養ドリンクのコマーシャルで聞く言葉ですよね? タウリンはコレステロール値を減少させたり、動脈硬化を予防したりするほか、疲労回復や貧血改善の効果もあります。
「最近、身体がなんとなくだるいなぁ」「疲れが取れていない感じなのよねぇ」という方、もしかしたら鉄分やタウリンが不足しているかも? さあ、「アサリのリゾット」で美味しくアサリを食べて、鉄分やタウリンを補給しちゃいましょう!
今回も、実際にモンナージュスタッフが作ってみました。たまねぎやにんにくをみじん切りするなど下準備の手間はありますが、具を炒め始めてからは15分くらいでパパッとできちゃいます。「アサリの砂出しがちょっぴり面倒」という方には、砂出し済みのアサリをオススメします。アサリを鍋に入れた後、白ワインを少し振り入れてから蓋をして、しばらく蒸すと口が開きやすいようです。アサリが固くなるのが嫌な方は、口が開いたら一旦取り出し、グリーンアスパラガスを入れる時に、一緒にアサリを鍋に戻しても良さそう。スープは、固形や顆粒状のスープの元をお湯に溶かして使うとカンタンです。
アサリから出るスープがご飯に染み込み、とてもまろやかなリゾットが出来上がりました。グリーンアスパラガスのシャキシャキ感がいいアクセントになっています。うまみが凝縮されているアサリの身も、プリプリしていて美味しい! 好みで粉チーズをたっぷりかけて食べると、より風味が増してGOOD。
ちなみにアサリの語源は、(魚介類を)「漁る」から来ているんですって。お味噌汁の具に、酒蒸しに、スパゲッティーのボンゴレに大活躍の庶民的な貝ですが、たまにはオシャレなリゾットで召し上がれ!
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