今回の中沢るみさんオススメのレシピは「ほたてとレタスのクリーム煮」です。
クリーム煮って、なんとなく秋冬のメニューのイメージがあるかもしれませんが、コクがあるのにさらっとしているので、夏でも美味しく頂けちゃいます。そのうえ材料のレタスは、体を冷やしてくれる夏野菜なのです。大根や白菜などの冬野菜は、体を暖める効果があるっていいますが、 逆にレタスやきゅうり、トマトなど水分が多い夏野菜は、火照った体をクールダウンしてくれる効果があるそうです。
レタスはビタミンA やC、E が含まれ、風邪を予防するほか、美容効果もあります。それと、レタスの茎を切ると白い液が出て来ますが、 あれはラクッコピコリンという、沈静・催眠効果のある成分です。絵本の中で、ピーターラビットがレタスを食べ過ぎて眠ってしまうシーンがありますが、それはラクッコピコリンによる効果なんです。
ほたてに含まれるビタミンB12には、神経細胞を修復する効果や、リラックス効果もあります。また、ほたてにはタウリンも豊富に含まれており、疲労回復に効果バツグン!
おなじみの牛乳ですが、「寝る前にホットミルクを飲むとよく眠れる」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるのでは? 牛乳には「睡眠ホルモン」とも呼ばれる「メラトニン」が含まれており、これが眠りに誘うのです。
導眠効果のある牛乳に、沈静・催眠効果のあるレタス、疲労回復のほたてが揃い、寝不足でお疲れ気味の方にもってこいの一皿となりました。「ほたてとレタスのクリーム煮」で夏バテ返上!
早速モンナージュスタッフが、料理にトライしてみました。作り方は意外とカンタン。ほたて貝柱に塩・こしょうと小麦粉をまぶす下準備さえしておけば、後はバターでほたて貝柱の両面をささっと焼いて、牛乳や生クリーム、レタスに調味料を加えて一煮立ちさせるだけ。
ほたて貝柱は解凍したものでもOKですが、刺身用のものを使うと新鮮で美味しいようです。ブイヨンは顆粒状のものを使うと、楽でいいかも。クリームのコクのあるまろやかさにほたての甘さ、レタスのシャキシャキ感が、お口の中でハーモニーを奏でます。
アルデンテに茹でたパスタを加えて、スープパスタにしてもGOOD。水溶き片栗粉を加えれば、こっくりとしたクラムチャウダー風に。ご飯を加えてクリームリゾット風にしてもいいかも! 様々な工夫の余地ありの一皿です。
美味しい「ほたてとレタスのクリーム煮」を食べたら、ベッドへGO!……ZZZ。今夜はぐっすり眠れそう? |