消化酵素と代謝酵素についてお伺いしてみました。
「消化酵素と代謝酵素は、私たちの体で作られます。消化酵素は、文字通り消化を助ける酵素です。また、代謝酵素には風邪などの病気や癌細胞を撃退する働きがあります。
消化酵素と代謝酵素は『潜在酵素』と呼ばれています。私たちはある一定量の酵素を持って生まれて来ます。この潜在酵素は貯金のようなもので、酵素量は一人一人異なります。潜在酵素の量は遺伝子で決まりますが、量が多い人は長寿と言われています。酵素が無くなった時が、老衰で生命活動が尽きる時ということです。
この潜在酵素が、消化酵素になったり代謝酵素になったりします。また代謝酵素の中でも、ある一定量は呼吸や内臓を動かすのに使う『基礎代謝』に使われます。潜在酵素量は増えませんので、節約しながら使わなければなりません」
1日に使える潜在酵素の量は、ある程度決まっているのだとか。そして毎日ある一定量は基礎代謝に使われ、残りの潜在酵素の中で、消化酵素と代謝酵素の量は反比例の関係にあるそうです。
暴飲暴食をしてしまうと、消化酵素をたくさん使うことになり、代謝酵素が少なくなってしまうとのこと。でも、代謝酵素はできるだけ余らせておかないと、病気を撃退しにくくなってしまいます。そういえば、風邪の時に食欲がなくなることがありますが、それはものを食べずに代謝酵素を上げると、病気が治りやすくなるからだそうです。断食するとダイエットに成功したり、慢性病が治ったりするケースがあるのも、代謝酵素が上がるからなんですね。
「でも、小食や断食はいやだなぁ」という方に朗報なのが、リビングフードに含まれる「食物酵素」。食物酵素は消化酵素と同じような働きをするので、リビングフードを外から補うことで消化酵素の浪費を抑えられるというワケです。 |