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メッセンジャー
中沢るみ 管理栄養士 フードコーディネイター
食からアプローチするアンチエイジング
フード
中沢るみ's アンチエイジングレシピ 「牡蠣のピカタ」
 牡蠣の美味しいシーズンが到来! ぷりぷりの肉厚の牡蠣、レモンをかけて生で食べても、カリッと揚げてフライで食べても美味しいですよね! 「でも、手がかかる料理は嫌だなぁ」「実は牡蠣、苦手なんだよね……」という方のために、カンタンで美味しく牡蠣が食べられちゃう、中沢るみさんのとっておきのレシピ「牡蠣のピカタ」のご紹介です。

 今回の中沢るみさんオススメのレシピは「牡蠣のピカタ」です。これから牡蠣が美味しくなるシーズンですよね! 牡蠣は「海のミルク」と呼ばれています。それは牡蠣が鉄や銅、亜鉛、マンガンの他、効率よくエネルギーに変わるグリコーゲン、栄養ドリンクなどでおなじみのタウリンなど、ビタミンやミネラル、良質のたんぱく質を豊富に含んでいるからだそうです。
 亜鉛は、新しい細胞を作り出すために不可欠な栄養素ですが、亜鉛不足になると新陳代謝が悪くなり、細胞が作り出せなくなってしまうとか。人間の細胞の中で一番に入れ替わるのは口の中の細胞なのですが、亜鉛が不足すると舌にある「味蕾(みらい)」という部分が真っ先にやられてしまい、味覚が鈍くなってしまうんですって。
 「そういえば、最近濃い味の食べ物が好きになったなぁ」という方、要注意! 亜鉛不足かもしれません。美味しく牡蠣を食べて、バランス良く亜鉛などの栄養素を摂りたいもの。でも牡蠣って、ぐにゃりとした食感や独特の生臭さで、苦手な人が多いのも事実。実はモンナージュスタッフも、以前は大嫌いでした。
 そこで、中沢るみさんのレシピ登場! 小麦粉や卵をまぶして、フライパンでこんがりと焼いたピカタなら、生臭さも消えてGOOD。牡蠣のほかには卵、小麦粉、調味料など、身近にある材料で出来てしまいます。亜鉛はビタミンCと一緒に摂ると吸収が良くなるため、ビタミンCやベータカロテンを豊富に含むパセリも、卵の衣に加えちゃいましょう。時間もかからないので、忙しい方にも持って来い!

 今回も、モンナージュスタッフが料理してみました。これが超カンタンですごく美味しいんです。牡蠣はざるなどに入れて流水でよく洗い、水気を切ってペーパータオルなどで軽くふいた後、塩・コショウを両面にふりかけ、小麦粉も両面にまんべんなくまぶしておきます。モンナージュスタッフは、フライパンに入れる油にオリーブオイルを使いましたが、焼いている最中から香ばしくていい香り! 片面に焼き色がついたらフライ返しなどでひっくり返し、両面がきつね色になるまで焼いたら出来上がり。
 出来たてのアツアツに、ケチャップやチリソースをかけて頂きます。今回は、生春巻きなどに添えられている「スイート・チリソース」をかけてみましたが、これがとっても合うんです! ふんわり卵の衣の下には、ぷりぷりの牡蠣の身が。アツアツのピカタに、ひんやり冷たいスイート・チリソースの甘味と辛みが絡み合って、お口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。
 ピカタなら生臭さもなく、スイート・チリソースのピリッとした辛さも食欲をそそるので、牡蠣嫌いの方でも美味しく食べられちゃうかも? せっかく牡蠣の美味しい季節、「食わず嫌い」をせずに、ぜひ一度「牡蠣のピカタ」にトライしてみて下さいね!

中沢るみ's アンチエイジングレシピ 「牡蠣のピカタ」

材料〜4人分〜
牡蠣 400g
卵 3個
小麦粉 適量
パセリ 1本

油 適量
塩 適量
コショウ 適量

作り方
1. 牡蠣はよく洗い、水気をとって塩・コショウをして小麦粉をまぶしておく。2. ときほぐした卵の中にみじん切りにしたパセリを加えておく。3. 牡蠣を2の卵液にくぐらせ、油を入れたフライパンで焼く。
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