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モンナージュ編集長の寺山、見学中。 |
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診療室。入り口に設置された液晶モニタに受付番号が表示される。 |
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今回ご案内いただいた、今泉明子先生(中央)、高山智子さん(右)。 |
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その、コミュニケーションに関してのエピソード。
『私達の施術は90分かかるものも多く、その時間を使ってコミュニケーションを取ることも大切にしています。雑談も含めて話をしていく中で、結婚式に向けてキレイになりたいといった話が出ると、私達は施術のスケジュールを組んだり、施術方法の検討がきちんとできるんです。施術も1回やってパッと結果がでるものだけでなく、施して肌を再生させて、施術してまた肌を再生させて…と、ステップと時間がかかるものもあります。きちんとした計画のもと施術をすればご希望の時までに終了させられます。その方その方のライフスタイルに合わせることも、結果のひとつだと考えます。』(山口容子先生・今回お写真は取らなかったです)
これは美容医療&エステ部門『Noage(ノアージュ)』を案内してもらっていただいた中での会話。何となくの会話の中から、必要なことが見極められ提案されていく。もちろんこういったエピソードは他でもあるでしょうが、この姿勢は美容部門に限らず東京ミッドタウンメディカルセンターというひとつの組織単位でこのスタンスが持たれてしました。
また医師間でのコミュニケーションも盛んで、ここに来院した人の情報はひとつのIDに集約され、病気で来院したとき、健康診断で来院したときの情報が医師の専門科目を問わず情報共有されるそうです。(※美容施術情報は共有情報の対象外となっているそうですが、Noageをきっかけにクリニックに行った際のカルテ情報は共有されるとのことです)
大きな病院だと、患者自身がカルテを持ってあちこち駆けずり回ることもしばしば。さっき話したことをまた説明する。縦割り体制がまだまだ多い中で、ここまでやっているところは、少々珍しいんじゃないでしょうか。
今回、東京ミッドタウンメディカルセンターを見せていただき「アンチエイジングが楽しくなる、バックアップしてくれる存在」との印象を強く持ちました。入院施設がないからかもしれませんが、ここにいても気分が重くならない。ホテルライクなインテリアでおもてなしされているかの気分にすらなる。調子が悪いときも、キレイになりたいときも、健康チェックをしたいときも活用できるオールラウンド型。医師や看護師、スタッフは私達の話に耳を傾けることから情報を得ようとする。そして何より自分の健康情報やニーズを管理・把握・共有してくれている医師やスタッフがいる事実…。
東京ミッドタウンメディカルセンターのようなシステムと規模は首都圏ならではなものかもしれませんが、このマインドを持つクリニックがどんどん誕生すれば、私達も包括的なアンチエイジング(予防医療)がスムーズにできるのにな、と実感した次第です。
モンナージュが過去に取材したクリニックも含め、既存の形態にとらわれないスタイルのクリニックは確実に増えてきています。アンチエイジングは、過去だけでなく今とその先も見ながら取り組んでいくこと。そのためには、こういったクリニック・メディカルセンターは強い味方になってくれるはずです。 |