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自分の歳は自分で決める。成熟世代のアンチエイジングサイト”モンナージュ” 最新号 BACK NUMBER
メッセンジャー
モンナージュ編集部
ドクター監修のアンチエイジングトピック
メディカル
カラダをオールラウンドにとらえる 〜東京ミッドタウンメディカルセンターをチェック〜
東京ミッドタウンメディカルセンター待合室。かなりいい感じの夜景スポット。
東京ミッドタウンメディカルセンター
2007年3月30日にオープンした防衛庁跡地『東京ミッドタウン』。六本木の新名所として何かと話題になっていますが、モンナージュが注目していたのは、ブランドシッョプでもレストランでもなく、タワー6階の1フロアをまるまる占有している『東京ミッドタウンメディカルセンター』。さまざまな形態の医療サービスが誕生している中、ここはちょっと目を引くものがありました。そこで早速おじゃましてきました。

『東京ミッドタウンメディカルセンター』は複合医療スペース。保険医療(保険証が使える一般的な医療)や健康診断・人間ドック等を担うクリニック、美容診療とエステの技術をミックスさせている美容部門、歯科、サプリメントセンターが用意されています。それぞれの詳細については、東京ミッドタウンメディカルセンターのwebサイトや、他のメディアでも紹介されているのでそちらを参考にしてもらって、ここではモンナージュが気になった、知りたかったポイントを紹介します。
カフェっぽい?これ、待合いスペース。
カフェっぽい?これ、待合いスペース。
ここも(!)待合室。スルッと伸びた竹が印象的。
ここも(!)待合室。スルッと伸びた竹が印象的。
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徹底した患者視点のメディカルセンター

病院って、先生がちょっと偉くて「この治療をします。あなたはこの薬を飲んでください」といった指示型のイメージってありませんか?日本は白衣信仰が強いし、そういった手法のメリットも確かにあります。でもたくさんの情報を私達が入手できるようになった現在、そのスタイルに違和感を感じる人がいるのも事実。インフォームドコンセント(医師側から情報を得た上で患者側が合意して治療をすすめていく)が重要視されてきているのもその表れでしょう。そんな流れを汲み取っているのでしょうか、医師と患者が対等に会話ができ、双方の納得度に重点を置いているのが、東京ミッドタウンメディカルセンターの大きな特徴でした。もちろんそのための環境が充実していて、待ち時間が苦痛にならない(むしろくつろいでしまいそうなぐらいの)インテリア、医師と私達の間に入って様々なサポートをしてくれる医療コンシェルジュの常駐、プライバシーを守りながら医師とじっくり話ができる個室ブース…等々。これまでにもこういったスタイルはもちろん存在していますが医師の個人的スタンスに頼っているところも多く、こんなに堂々と「患者至上主義」を貫いているクリニックを、モンナージュは初めて目にしました。
医師と対等に話をするということは、単にわがまま利かせるのではなく、私達も意見を持ち考えるということ。これポイントです。ここではそのためのフォローは用意されているし、何より私達が納得して医療サービスが受けられるのはとても大事なことだと思います。医療に対して受け身ではなく、能動的になれますよね。
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美容診療のしっかりとした位置づけ

『Noage(ノアージュ)』のエントランス。シックな雰囲気。
『Noage(ノアージュ)』のエントランス。シックな雰囲気。
施術ルームはシンプル。
施術ルームはシンプル。
モンナージュ編集長の寺山がここでも言っているように、「美容と医療の融合」はポジティブなアンチエイジングには欠かせない要素だとモンナージュは考えてます。何かと美容診療だけが切り離されて、他の医療分野とは一線を画しているかのように見える現在の美容医療分野。何が良い悪いではなくそういう環境の中、美容医療へのコンセプトを明確にして、他の医療部門(例えば内科や婦人科など)と同じ土俵に位置づけているのが『東京ミッドタウンメディカルセンター』のおもしろさのひとつだと感じました。
ここのメディカルセンターの中にある、美容医療&エステ部門『Noage(ノアージュ)』では、施術技術の高さもさることながら、綿密なカウンセリングが大きな要となっていました。
『何らかの「キレイになりたい」のご希望があっていらっしゃいますが、実際に機械を使ってご自身の状態を客観的に確認していただいたり、細かくヒアリングさせていただくと、実は問題点は違うところにあったり、希望されている施術ではなく他の施術のほうがふさわしかったりということが見えてきます。このプロセスがとても重要で、施術の効果をきちんと発揮させることにも繋がります。』(コンシェルジュの高山さん)
『施術をしていく中で、マクロな視点ではなくホリスティックな視点とバランスで診ています。その中で「もうこの施術は終了させてもいいでしょう」や「この原因は血行の悪さなのでクリニックエリアでチェックしてみませんか」といった提案も積極的にしています。また施術の結果をデータで評価することも非常に重要と考えています。例えば気になるシミを除去したとして、ご本人の気分的な満足や周囲の「気にならなくなったね」といった言葉だけで施術完了にしてしまうのではなく、肌をスキャンして施術前後の違い・施術の効果を確認してもらっています。客観的なデータはとてもわかりやすいんです。』(今泉明子先生)
『Noage(ノアージュ)』へのリピート率はとても高いそう。いろいろなクリニックやサロンをさまよっていた人が、ここに行き着いているらしい。そこには施術技術の高さや「結果を残す」ことへの誠実さ、そして何よりコミュニケーションが十分に取れる信頼感が大きいように感じました。
シャワーブースも用意されている個室。 波長が細かく設定できるレーザー機器。日本初入荷のマシン 施術後に使うパウダールーム。 いたるところに写真家・蜷川実花さんの作品が飾られている。
2 シャワーブースも用意されている個室。  
2 波長が細かく設定できるレーザー機器。日本初入荷のマシン  
2 施術後に使うパウダールーム。  
2 いたるところに写真家・蜷川実花さんの作品が飾られている。  
モンナージュ編集長の寺山、見学中。
診療室。入り口に設置された液晶モニタに受付番号が表示される。
診療室。入り口に設置された液晶モニタに受付番号が表示される。
今回ここをご案内いただいた、今泉明子先生(中央)、高山智子さん(右)。
今回ご案内いただいた、今泉明子先生(中央)、高山智子さん(右)。
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「コミュニケーションが何より大事なんです」

その、コミュニケーションに関してのエピソード。
『私達の施術は90分かかるものも多く、その時間を使ってコミュニケーションを取ることも大切にしています。雑談も含めて話をしていく中で、結婚式に向けてキレイになりたいといった話が出ると、私達は施術のスケジュールを組んだり、施術方法の検討がきちんとできるんです。施術も1回やってパッと結果がでるものだけでなく、施して肌を再生させて、施術してまた肌を再生させて…と、ステップと時間がかかるものもあります。きちんとした計画のもと施術をすればご希望の時までに終了させられます。その方その方のライフスタイルに合わせることも、結果のひとつだと考えます。』(山口容子先生・今回お写真は取らなかったです)
これは美容医療&エステ部門『Noage(ノアージュ)』を案内してもらっていただいた中での会話。何となくの会話の中から、必要なことが見極められ提案されていく。もちろんこういったエピソードは他でもあるでしょうが、この姿勢は美容部門に限らず東京ミッドタウンメディカルセンターというひとつの組織単位でこのスタンスが持たれてしました。
また医師間でのコミュニケーションも盛んで、ここに来院した人の情報はひとつのIDに集約され、病気で来院したとき、健康診断で来院したときの情報が医師の専門科目を問わず情報共有されるそうです。(※美容施術情報は共有情報の対象外となっているそうですが、Noageをきっかけにクリニックに行った際のカルテ情報は共有されるとのことです)
大きな病院だと、患者自身がカルテを持ってあちこち駆けずり回ることもしばしば。さっき話したことをまた説明する。縦割り体制がまだまだ多い中で、ここまでやっているところは、少々珍しいんじゃないでしょうか。

今回、東京ミッドタウンメディカルセンターを見せていただき「アンチエイジングが楽しくなる、バックアップしてくれる存在」との印象を強く持ちました。入院施設がないからかもしれませんが、ここにいても気分が重くならない。ホテルライクなインテリアでおもてなしされているかの気分にすらなる。調子が悪いときも、キレイになりたいときも、健康チェックをしたいときも活用できるオールラウンド型。医師や看護師、スタッフは私達の話に耳を傾けることから情報を得ようとする。そして何より自分の健康情報やニーズを管理・把握・共有してくれている医師やスタッフがいる事実…。

東京ミッドタウンメディカルセンターのようなシステムと規模は首都圏ならではなものかもしれませんが、このマインドを持つクリニックがどんどん誕生すれば、私達も包括的なアンチエイジング(予防医療)がスムーズにできるのにな、と実感した次第です。
モンナージュが過去に取材したクリニックも含め、既存の形態にとらわれないスタイルのクリニックは確実に増えてきています。アンチエイジングは、過去だけでなく今とその先も見ながら取り組んでいくこと。そのためには、こういったクリニック・メディカルセンターは強い味方になってくれるはずです。

 取材にご協力くださったクリニック
東京ミッドタウンメディカルセンター
〒107-6206 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー6F
ホームページ >>

美容医療センターNoage(ノアージュ)
*Noageは東京ミッドタウンメディカルセンターと同じフロアです
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東京ミッドタウンメディカルセンター

東京ミッドタウンメディカルセンター

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