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モンナージュ編集部:ええ〜っ! それなら服のサイズも変わっていないんじゃないですか!?以前、体脂肪率がアスリート並に低いと伺ったのですが……。 |
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森田:ええ、10%ないですね。あんまり少ないのも良くないと言われているんですけどね。内臓脂肪も少ないです。100平方cmが内蔵脂肪のボーダーラインで、それを超えると内蔵肥満ですが、僕は10平方 cmあるかないかくらいですよ。 |
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モンナージュ編集部:これまで何か大きな病気をされたことなどありますか? |
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森田:ないですね。血圧も血糖も高くないですし、生活習慣病の危険因子はほとんどありません。コレステロールはトータルで若干高めですが、善玉コレステロールがすごく多いので、相殺されて高脂血症のリスクもほとんどないです。メタボリック・シンドロームとは対局にいますね。 |
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モンナージュ編集部:ほ〜。森田先生は何か運動とか、継続されていることってありますか? |
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森田:若い頃は野球や乗馬、スキーをやっていましたが、今は特に運動らしい運動はしていません。でも今考えてみたら、よく動くんですよね。歩く時は早足ですし。それと最近、東京って街中ジムだと思っているんですね(笑)。東京に限らず、大都会は街中無料のジムですよ。例えば地下鉄のエスカレーターは、かかとを浮かせてつま先立ってさっさと登る。これは、有酸素運動と筋肉トレーニングを兼ねます。ただ、降りる時にスピードをつけると膝に負担をかけますから、気をつけた方がいいですね。あと、荷物も筋肉に負担がかかるように少し持ち上げて歩くので、それもトレーニングになっています。座っている時に足を床から浮かせてキープしたり、電車の中で立っている時につま先立ってみたり。 |
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運動といえば、ジムに行ってするものだと思っていたモンナージュスタッフ。でも、忙しかったり疲れていたりで、なかなか続かないもの。普段の生活の中で習慣化させた方が続くのか……。キーワードは、やはり「継続」なり。森田先生は「重力」をうまく利用するといい、というヒントもくださいました。 |
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森田:宇宙に行くと、若い飛行士でも1日で筋肉が1%衰え、骨密度が落ち、眠りが浅くなり、腸の動きが悪くなり、免疫力が下がって貧血になるという、老化現象のようなことが一気に起こるんです。それは無重力だから。人間は年を取ると、立っているよりは座る、座るよりは横になるという、次第に重力を避けるような生活をしてしまうんですよね。だから、余計に老化現象が起きてしまう。老化現象の多くは、長い一生のうちに次第に重力を避けるようになった結果とも言えるんですよ。なので、重力に逆らって足を上げて歩くなど、重力をうまく利用するといいと思います。重力は、アンチエイジングにとって重要なキーワードです。 |
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モンナージュ編集部:部屋でゴロンゴロンしているような無重力状態に入るな、という感じでしょうか(笑)。日々暮らしの中で、重力を利用した運動をするといいのですね。 |
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森田: ええ、人生とは宇宙に近づいて行くようなものですが、自ら宇宙に行こうとしないで頂きたいですね(笑)。せっかく重力のある地球に住んでいるのですから、それを利用しない手はないと思います。電車に乗っても座らずに、立ってつま先立ちするだけでもかなり違います。重力の単位はGですが、立っている状態が1Gなら、横になると0.5Gになっちゃいます。でも、あまり義務化してしまうと良くないですから、疲れて座りたい時は座ってもいいと思います。無理のない範囲で意識してやれば、違ってくるんじゃないでしょうか。 |
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モンナージュ編集部:30〜40代の女性では、一度サプリメントを始めたら止められない、依存症のような方が結構多いと耳にしますし、実際そういう人も見かけます。 |
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森田:ええ、高齢の方でもそのような方が見受けられます。最終的には医者が統括するのが一番いいと思います。しかし現状ではほとんどの医者が指導できていないようです。ベースになるのは、五大栄養素のうちの2つ、ビタミンとミネラルだと僕は思います。この2つをマルチでしっかり摂ってから、必要であれば他のものを摂るといいでしょうね。ビタミンとミネラルは、一番少ないもののレベルに合わせて、全体として動くんです。例えば、ビタミンCだけをたくさん摂っても、他のビタミンを摂っていないとそれほどの効果がないんです。まず全体をレベルアップしなければならないので、マルチビタミンとマルチミネラルを摂り、その上で肌を綺麗にしたいならビタミンCやB2をトッピングです。 |
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モンナージュ編集部:その事実は意外に知られていませんね!私たちも初耳です。 美肌とかのうたい文句だけでサプリメントを選んでいる方が多いのが現状だと思います。 |
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森田:建物と同じで、土台がしっかりしていないと、弱いところがあると崩れてしまいます。マルチビタミンとマルチミネラルで、ベースをどこまで上げられるか、ということが重要なんです。あと抗酸化物質も、種類によって働き方が違います。コエンザイムQ10だけじゃなくて、αリポ酸も摂るとか、ビタミンCやEも摂るとか、相乗効果を期待してネットワークを作ることも大切です。団体競技と同じだと考えるとイメージしてもらいやすいかもしれません。サッカーでも、誰か1人の調子が悪いと負けますよね。ビタミン・ミネラルも抗酸化物質も、全体のレベルがある程度均等であることが大事です。そのあたりをサプリメントの基本とした上で、ケースバイケースでトッピングするといいでしょう。 |
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モンナージュ編集部: 自分に必要なサプリメントの1日の適量って実は理解していなかったりします。 |
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森田:個人によっても違いますし、特に決まりはないんですよね。サプリメントについてアドバイスできる医者も少ないです。ただ、基本はビタミンとミネラル、抗酸化物質です。その土台がしっかりしていると、コラーゲンを摂らなくても十分に肌が良くなります。ビタミンとミネラルは「補酵素」なんです。エネルギー代謝で脂質と糖分をエネルギーに変える時や、新陳代謝で古くなった細胞を新しい細胞に代える時に酵素が関わるのですが、酵素を助ける補酵素であるビタミンやミネラルが少ないと、代謝がうまくいかないんです。新陳代謝が起こらないと、肌も良くなりません。ですから、ビタミンとミネラルを摂っているだけでずいぶん違うんですよ。 |
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モンナージュ編集部:コラーゲンのサプリメントに高いお金を払っていても、ビタミンとミネラルが足りていないと効果がなかったのか!ショックです…。 |
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森田:ええ。ダイエットをしたいときも代謝を考えるといいですよ。ダイエットの際はビタミンとミネラルがまず最初に必要とされます。それを抜きにダイエットをしてもダメ。代謝がうまく行われるようになれば、綺麗で若々しくなり、太らない体作りができます。 |
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