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モンナージュ編集部:そのきっかけを作ってあげることが、先生の役割なんですね。 |
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伊達:そうですね。そして、その人が何に興味があるのか、見極めるんです。拒食や過食の人は、食べることに興味があるので、実は改善しやすいんです。食べることに興味がない場合は、食欲を呼び起こさないといけないから、すごく大変。そういう場合は、飲み物から改善していきます。私は、食欲のない人には「食べないでいいよ」って言うんです。すると、いつも「食べなさい」って言われてストレスを溜めているから、楽になるようです。食べるのは本能ですから、人に強要されるのは苦痛でしかない。それだけはして欲しくないですね。 |
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モンナージュ編集部:逆に、過食を止められない人はどうでしょう? |
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伊達:そういう人には「本当にお腹が空いた時に食べるものは何?」って聞くんです。すると「お腹は空かないんだけど、惰性で食べている」という返事が返って来ます。「じゃあ別に、食べなくてもいいですよ。お腹が空くまで待って下さい」と、私は言うんです。 |
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モンナージュ編集部:惰性で食べる人には、精神的な問題が関係しているんでしょうか? |
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伊達:女性は精神的な問題が多いですが、男性は習慣で食べているんです。「1日3回食べるもの」だと思っていて、お腹が空いていなくても食べてしまう。ですから「お腹が空いてから食べて下さい」と教えると、早く回復します。人って「食べないといけないんじゃないか」と、不安になって食べるものなんです。そこが大きな間違い。食べようと思ったら、いつでも食べられるんですよ。 |
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モンナージュ編集部:ストレスで食べる場合は、止めない方がいいんでしょうか? |
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伊達:食べることでしかストレスを解消できない人は、他のことではストレスを解消できません。ですので、ストレスで食べる過食はOK。過食が止まらない場合でも、楽しんで食べて欲しいですね。ただ、惰性で食べるのは止めた方がいいです。 |
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