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自分の歳は自分で決める。成熟世代のアンチエイジングサイト”モンナージュ” 最新号 BACK NUMBER
メッセンジャー
米井嘉一先生
ドクター監修のアンチエイジングトピック
メディカル
どんどん前進する、抗加齢医学 〜第7回日本抗加齢医学会総会〜
日本のアンチエイジングの最先端集団、日本抗加齢医学会日本のアンチエイジングの最先端集団、日本抗加齢医学会日本のアンチエイジングの最先端集団、日本抗加齢医学会
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日本のアンチエイジングの最先端集団、日本抗加齢医学会

2008年6月6〜7日の2日間にわたり、日本抗加齢医学会総会が東京国際フォーラムで開催されました。この学会総会には、日本全国から医師や看護師のほか、さまざまなジャンルの医療従事者、アンチエイジングに関連する人々が参加、研究発表や情報共有などが行われました。モンナージュスタッフも参加して、しっかり勉強してきました。

日本の医学会には、内科や産婦人科、眼科、皮膚科などさまざまな専門分野の学会があり、日本抗加齢医学会は抗加齢(=アンチエイジング)を専門とする学会です。こういった学会は、だいたい年に1回の割合で、総会や学術大会と呼ばれる研究発表の場を設けて、最新情報の交換や、研究の発表などを行い、知識や技術のブラッシュアップを図っています。
日本抗加齢医学会もしかり。この学会の会員数は5,500人を越えており、着々と規模が大きくなってきているといったところでしょうか。
日本抗加齢医学会の大きな特徴として、医師免許・看護師免許を持っていない人でも会員になれる点があげられます。免許は持っているけれどいわゆる「お医者さん」じゃない、薬剤師や管理栄養士、理学療法士といった医療従事者のほか、医生物学の研究者、学生、アンチエイジングに関連するメーカーやNPO職員、そして個人も会員になることができます(もちろん理事会の承認は必要です)。そのため医学専門分野、業種といったくくりにとらわれない、様々なジャンルから情報が集まり活発に情報交換されます。垣根を越えた様々な発想がたくさんのヒントと柔軟さを生み、次の展開に繋がります。スピードも速い。これがこの学会の大きな特徴であり、大きな強みのひとつです。日本のアンチエイジングの最先端は、こんな構図の中から生まれています。

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たくさんのシンポジウムや学術発表がここに凝縮

第8回となる本年度は2,500人の会員が参加したそうです。ということは、全国にいる会員の約半数が参加したことになります。おぉ! この学会総会ではシンポジウムやワークショップと呼ばれる講演と、ポスターセッションと呼ばれる研究発表が行われます。その他に企業がブース出展して自社製品の紹介をする展示会も同時開催されます。朝から夕方までギュウギュウ。いくつもの会場で同時間に複数の講演が実施されるので、参加者はあらかじめ講演のタイムテーブルを見て聴講したい講演をチェック。知りたい情報を聞き逃さないようにします。
毎年行われる学会総会では、その年度の大会長が選ばれ、学会総会のとりまとめをします。今年は順天堂大学大学院医学研究科にある加齢制御医学講座の教授をされている白澤卓二先生が大会長を務められました。白澤先生は食とアンチエイジングに造詣が深く、大会長のカラーが反映されてか、今年の講演は「カロリー制限」「カロリー代謝」「サプリメント」「栄養療法」「食品による脳のアンチエイジング」など、食や栄養関連の講演が多かったように感じました。食は誰にとっても身近な事柄だけに、私たちの体に大きな影響力を持っています。会場での雰囲気を見ていると、食をテーマとした講演はとても注目されているのがよくわかり、実際にたくさんの人たちが聴講していました。
これら食関連の講演では、モンナージュでもおなじみの管理栄養士・伊達友美先生も壇上に上がって講演してました。いつもはフレンドリーな伊達先生も、この時はキリッと演説されてました。
たくさんのシンポジウムや学術発表がここに凝縮たくさんのシンポジウムや学術発表がここに凝縮
ここでモンナージュスタッフは何をしているかというと…
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ここでモンナージュスタッフは何をしているかというと…

毎年行われる日本抗加齢医学会総会に参加する意義…それはアンチエイジングの勢いを感じ取ること、モンナージュが今後注目したいテーマを見つけること、いろんな先生方の考えを知ること、です。モンナージュが追いかけているアンチエイジングとは、「若返り」ではなく「生き方」。自分の年齢は自分で決めるというテーマを掲げているのも、アンチエイジングは自分の生き方に組み込まれてこそ活きるものだと考えています。このあたりの考え方は、お医者さんには理解されにくいかもしれませんが、アンチエイジングを実践しているモンナージュ読者のみなさんなら、感覚的に分かってくれるかなぁと思います。そうやって生活の中に取り入れていくのだから、きちんと裏付けがある事柄や、トレンド、新しい情報をしっかりキャッチしたいと思っています。(実際に去年の学科総会参加をきっかけに、モンナージュの記事にしたものも複数あります)

明日は明日の風が吹く。でも、気の持ちようでは明日の風は自分で作ることもできる。作れるなら作ってみたい。そのためのヒントを探しに、今日もモンナージュスタッフはさまようのでありました。

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