フリーラジカルは呼吸することで発生し、少量なら人体に有益です。それが、大量に発生して人体に悪影響を及ぼすのは、一体何故なのでしょう?
実は、私たち現代人は、フリーラジカルを発生させる危険因子に囲まれているのです。お肌の老化の原因は紫外線やタバコですが、この2つはフリーラジカルを大量に生む代表。特にタバコは、フリーラジカルを生む最大の原因といえるでしょう。タバコはカドミウムを多く含み、これもフリーラジカルを増やす原因に。また、フリーラジカルは遺伝子にもダメージを与えるため、癌にもなりやすくなるのです。
このほか、フリーラジカルの発生源には、次のようなものがあります。
アルミニウムや鉛、ヒ素といった悪玉の重金属
水銀(マグロなどの大型回遊魚に若干含まれる)
大量の飲酒
精神的ストレス
排気ガス(水銀、NOX=窒素酸化物、カーボンパーティクル)
汚染物資
食品添加物
残留農薬
宇宙からの自然放射線
レントゲンに使われるX線
パソコンや携帯電話から出る電磁波
みなさんがご自身の生活を振り返った時、当てはまるものが多いのではないでしょうか。まずは、こうした発生原因を知ることが、フリーラジカル対策には不可欠です。その次に、そのような因子を避けたり、減らしたりする意識を常に持ち、実行することが大切です。
動脈硬化を促進させる要因には、高血圧や糖尿病、高脂血症、タバコ、ストレス過多などが挙げられます。この点からも、フリーラジカルを減らすサビ止めをしなければいけないことがわかるでしょう。 |