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「運動は大切」とは、医師もインストラクターも栄養士も美容家もダイエットカウンセラーも、皆それぞれに口にする。質のいいものを食べて栄養を得て、運動して代謝すること。あまりにもシンプルで単純だけど、どんな健康法をおいても、どんな美容法をおいても、やっぱり基本はコレで、だからあらゆる専門家がそうアドバイスしていて、これはモンナージュで様々な取材を通して痛感していることです。 身体のサビ止めにも、有酸素運動のひとつとして歩くこと(ウォーキング)は最適だと思います。理想は1日1万歩ではありますが、それまで歩くのが面倒な人や、自転車や車を使っている人が、最初からいきなり1万歩あるこうとしたら、ハードルの高さにやる気が失せるでしょうし、体もついていきません。20〜30代であれば、日頃歩かない人でもいきなり8,000歩あるくことも平気でしょうが、40代、50代、60代になっていきなり歩こうとすると、足首やヒザを痛めることが実際に多く、そうなると二度と歩こうとはしないと思います。とても残念です。 歩くことは、いつでもできますし長く続けやすい運動です。では歩き慣れていない人はどうしたらいいかというと、まずは万歩計を持ち、1日の自分の歩数を測ってみてください。もし、2,000歩しか歩いていないならば、3,000歩に増やすことから始めてみてください。自分に合った、無理のない目標設定が、続けるためには何よりも大切なのです。 歩数を稼ぐコツもご紹介しましょう。ありきたりですが「つねに歩く意識を持つ」ことです。わざわざ時間を取って歩くのではなく、仕事や家事など日常の中に歩きを取り入れて欲しいのです。 会社や自宅が建物の5階6階にあるのなら、途中で一休みしても構いませんからなるべく階段を使ってみましょう。集中して仕事をした後の気分転換に5分でもいいので歩いてみるのもひとつです。できれば屋外のほうがいいのですが、難しければ会社のビルの階段でも構いません。歩数も稼げますし、意外といい気分転換になります。 こうして、日常生活の中にウォーキングを取り入れるのは、長く続けるうえでも有効ですが、注意して欲しいこともあります。例えば、階段を積極的に使うのはいいこてなのですが、「エスカレーターやエレベーターは一切使わない」と決めつけないこと。自分を追い詰めてしまいますし、何かの都合でエスカレータに乗ったら、もういいや、とその後階段を使うことを止めてしまうからです。疲れているとき、体調が悪いときはムリする必要はありません。家から会社まで階段が10箇所あったら、体調や意欲に合わせて、半分は自分の脚を使って、もう半分はエスカレーターを使ってもよいと思います。 ▼健康を維持するために ウォーキングを続けよう! 1 はこちら |