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病院で処方してもらったツムラの漢方。ちょっぴり甘くスパイシーな味がする。人によって処方される漢方はさまざまです。 |
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【漢方薬】 |
身体全体を整えていくことで症状を抑えたり、病気を治したりするのが漢方。西洋医学はダイレクトなケアを得意とし、漢方医学は「なんとなく辛い、だるい」といった不定愁訴をケアすることが得意です。この不定愁訴が得意という点が花粉症の症状にピタッとハマって、実に快適に過ごせたのです!!(モンナージュスタッフ談)。飲み続けても眠くならない、胃がもたれない、効かなくなってくるということもない。これも大きなポイントでした。
漢方由来の花粉症用の薬は、一般的な薬同様ドラッグストアで購入できますが、できれば、一度病院に行って処方してもらうことをお勧めします。その理由は・・・
●保険証を使って処方してもらえばお薬代が格段に安く押さえられる
(ドラッグストアで買っていたら、1シーズンで結構な金額なるものです)
●医師に診てもらうことで、自分に合った薬を処方してもらえる
(自己判断ではないので、当然ベストマッチなわけです)
●花粉症だけでなく他の部分にも効果あり
(漢方は体全体を整えていくアプローチです)
漢方はその人の体の状態・体質である「証」に合わせて、漢方薬を決めていきます。一般的な「目のかゆみにはこの薬、鼻水にはこの薬」とは、かなり趣が異なる。私は『小青竜湯』という漢方を飲んでいましたが、これはもともと水毒(体の水はけの悪さ)を改善するお薬で、飲んでいる期間は、鼻水やくしゃみなどの症状が抑えられただけでなく、夕方になると実感する足のむくみが軽くなったりという嬉しい効果もありました。また飲み続けていると、1日飲み忘れても体全体が改善モードに入っているので、それほど症状がぶり返すこともなく「一般のお薬と違うなぁ」と実感した次第。花粉症には「小青竜湯」「麻黄湯」「麦門冬湯」などがよく処方されているようです。
ちなみに漢方薬といっても、病院だと顆粒タイプがほとんどの様子。パッと飲めて便利です。漢方専門病院のほか、耳鼻科や内科などで診てもらったときに「漢方薬を試したい」と言えば漢方薬を処方してもらえます(漢方薬が得意でない医師もいるので事前に確認したほうがベスト)。 |