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ここ最近「岩盤浴」という言葉を耳にするようになりました。汗を出す、体に良さそう…そんな漠然としたイメージは持っていても、どんなものかわからない方も多いのではないでしょうか?mon-ageも詳しくは知りませんでした。そこで今回mon-ageスタッフが体験取材を実施。どんな効果があるのか、どんな手順で岩盤浴をするのかをレポートいたします。
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今回取材にご協力いただいた、銀座岩盤浴「暖」さんからmon-age読者に岩盤浴ご招待のプレゼントをご用意いただきました。詳しくはこのコーナーの最後をご覧ください。 |
岩盤浴とは……昔からあるジャパニーズ・スパ
岩盤浴(がんばんよく)は、北海道や九州に昔からある発汗健康法のひとつ。その地域で採掘される岩盤を温め、その上に横になるというものです。気軽に岩盤浴ができる地域では、老若男女問わず「ちょっと調子悪いから行ってくる」「気持ちがいいから行ってこよう」といった、手軽な存在のようです。体を温めるので汗が出ます。ここ数年、ダイエットに効果があることで話題になりましたが、その理由は「新陳代謝がアップするから」。汗を出して体重が減るのではなく、代謝を促進させて、体内エネルギーを燃焼しやすくさせるダイエット。この「新陳代謝を促進させる」ことは、さまざまな健康につながるものです。まさにアンチエイジングな健康法のひとつです。
岩盤浴に期待できる主な効果
●岩盤から発せられる遠赤外線とマイナスイオンの相乗効果で血行が良くなる「さらさら血液」効果
●さらさらの血液が酸素を運ぶことにより新陳代謝が活発化
●体が均一に暖まることにより、免疫機能や自律神経、ホルモンが正しく機能
●代謝の活発化にともなう脂肪燃焼力アップ
●汗腺と皮脂腺から有害重金属を排出(デトックス効果)
これだけ見ると「すごい!」と思ってしまいますが、これらはすべて本来人間が持っている機能です。しかし生活リズムが崩れがちだったり、食生活が乱れていたり、加齢や疲労でこういった機能は鈍くなりがち。それをサポートする方法のひとつが岩盤浴です。北海道や九州ではご老人方が「気持ちがいい」とよく利用されるそうですが、体調が良くなる実感を得てのことなのかもしれません。mon-ageスタッフも体験してその気持ちよさは実感済み。「おじいちゃんおばあちゃんに独占させるのはもったいない!」と意気込んだほどです。
今回、銀座岩盤浴「暖」さんにご協力いただき、岩盤浴を体験してきました。
どんな流れてで岩盤浴ができるのか、レポートします。
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これまで首都圏では、スーパー銭湯などの施設でしか体験できなかった岩盤浴ですが、ここ最近の人気で、もっと手軽に利用できるサロンがオープンしています。ここ「暖」さんもそのひとつ。会社帰りに気軽に立ち寄ってもらいたくて銀座にオープンされたそうです。
…会社帰りに岩盤浴って?汗かくんでしょ、それで帰るの? そんな疑問が浮かびましたが、まずは受付でチェックインです。 |
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女性専用のパウダールームにて。フェイスタオルやバスタオル、岩盤浴のときに着用する作務衣をお借りしました。更衣室で下着をはずして作務衣に着替えます。ハリのある生地でボディラインは表に出ないよう配慮されていました。コインロッカーに荷物を入れて、さぁ、岩盤浴です。
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岩盤浴ルームです。当初サウナのように高温なのかと予想していましたが、38度−42度に調整されいてるとのこと。ほんのりとスチームっぽさもあって、なるほど深呼吸しても鼻が痛くなりません。室内の照明は落とされ、リラックスしやすい環境になっていました。まずはうつ伏せで5分。日頃、体の前面をしっかり温める機会がなかなかないせいか、じんわりとした気持ちよさ。横になってほんの数分で汗が、まさに「吹き出る」。サウナとは違う感じの汗です。
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