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メッセンジャー
mon age編集部
アンチエイジングで美しさにに磨きをかける
ビューティー
体内年齢を調べてみよう!「アンチエイジングドック」体験レポート
神戸駅から地下プロムナードを少し歩いた複合ビル・プロメナ神戸の16階にある「メディカルアーバンクリニック」にて抗加齢ドックを受けてきました。今回の体験者はmon-ageスタッフの林です。日頃の生活リズムはあまり正しくないのですが、それがどう自分の体に影響しているのか、正直考えたことはありませんでした。こういった点を客観的にチェックできるのが抗加齢ドックの大きな利点です。以前このページでも体験取材風景をお伝えしましたが、今回は抗加齢ドックの「検査結果」に重点を置いて紹介します。


●71年生まれの35歳、出産経験なし
●168センチ、57キロ
●職業は編集制作。外出も多いが基本的にはデスクワーク
●朝食はほとんど取らず、昼食・夕食ともに外食が9割
●お酒が大好き。ほぼ毎日飲酒(ビール2缶ほど)します
●帰宅は23時過ぎ、就寝は27時頃な生活パターン
●特に運動はしていませんが、よく歩きます
サロンを併設しているメディカルアーバンクリニック。病院っぽくない雰囲気です。
私、mon-ageスタッフ林は会社の健康診断しか受けたことがなく、ドックと呼ばれるものは初体験です。大きなビルに入っていき、クリニックのあるフロアに足を踏み入れると、いわゆる病院のイメージがみじんも感じられない、リラックス空間が広がっていました。ここが神戸にある「メディカルアーバンクリニック」です。アロマサロンといったほうが近い雰囲気。病院だぞ、といった緊張感を抱くことなしに、クリニックのドアを開けることができました。
さて、今回受けるメニューは「スタンダードコース」。5つの老化度判定(筋肉、骨、血管、神経、ホルモン)と老化危険因子(生活習慣、代謝機能、酸化ストレス&抗酸化力、免疫、ストレス)を診てもらいます。検査にあたっては「6時間前絶食」と「素足になれる服装」の指示がありましたが、それ以外準備することはありませんでした。
名前や住所のほか、基本的な生活スタイルに関する質問に答えていきます。20歳の頃と比べて何キロ太ったか、飲酒スタイルや喫煙歴、食事のスピードや糖分・塩分・脂肪分について、睡眠具合などなど。中でも印象深かったのは、歯を何分磨くかという質問でした。いざ聞かれるとわからないものです…(えっ?アンチエイジングと関係しているのかしら??)
身長や体重、血圧、体脂肪率、基礎代謝量や部位別の脂肪の付き具合といった項目を検査していきます。このタイプの検査は会社の健康診断でも行われるのでなじみがありますよね。
また、踵(かかと)に超音波をあてて骨密度の検査(そのため素足になる必要があったのです)、前屈や握力の測定も行いました。
ここで初めて体験したのが、体の重心を診る検査です。足をピタッとくっつけて1分間直立し、重心の移動具合をチェックするもの。目を開けた状態と、閉じた状態で行いました。自分ではピシッと立っているつもりですが、体がグラついているのがわかります。目を閉じた状態ではそれがもっと顕著に。日頃、両方のつま先と踵をくっつけて立つなんて機会はないですもん。この検査から脳障害の有無もチェックできるそうです。抗加齢ドックならではな検査ですよね。
検査機械を使って、各部位の血管を検査していきます。血管の硬さや、詰まり度合い、頸動脈(首のところ)血管壁の厚さなどがチェックされます。私はただ横になっているだけ。画像は頸動脈のエコー検査の様子で、モニターに映るのは血管を横から見た状態。指で示した黒っぽく見える部分に血液が流れていて、それを縁取るように濃い白色で見える線が血管壁です。自分の血管を目にすることは珍しいので、検査されている私も思わず凝視してしまいました。
次に脳年齢の検査です。モニターに映る数字を1、2、3…とタッチしていくのですが、1画面ごとに数字の位置が変わったりします。ゲーム感覚でちょっと楽しいテストなのですが、実は1000名以上の実験データを分析して作られた[脳の有効活用度][脳の疲れにくさ][処理速度]を見る由緒あるテスト方法なのだそう。この結果は終了後すぐに表示されました。結果は「43歳」…。顔のマークが妙に鈍い表情でした。
ちなみに、私が検査を受けた以降にWisconsin card sorting testという脳機能をさらに詳細に測定できる検査も実施しているそうです。
ホルモンバランスや免疫力など複数の検査用に採血します。静脈から老廃物運搬途中の血液を採るので、少々赤黒っぽい色です。採血された血液は手際よくいくつもの試験管に分けられ、検査に回されます。その中からほんの数滴がスライドに乗せられ、その顕微鏡画像がモニターに映されました。画面に見える丸いもの(=赤血球)がゆっくりと動いています。赤血球と赤血球がのんびりとぶつかって、弾力ある変形をしながら流れています。なんだか癒し系の画像を見ているような、妙な気分…。
画像では紹介していませんが、内臓脂肪や皮下脂肪を診る腹部のエコー検査や、全尿検査(1度に出した量も診るらしい)なども行いました。ラストは2種類の心理テストと、更年期の度合いを測る質問票への記入です。用意していただいたハーブティーを飲みながら「くよくよするほうだ」「不安にかられることがある」「生理周期は?」といった質問に答えていきます。

これで一通りの検査は終わりました。検査服に着替える必要もなく、臨床検査技師さんや看護師さんにいろいろ教えてもらいながら、明るい雰囲気の中で検査を進めることができました。そういえば、健康な状態で病院を訪れることってなかなかないかもしれません。
検査の結果は約2週間後。クリニックは神戸で、mon-age編集部は東京なので、検査結果は郵送してもらうことにしましたが、本来なら来院して先生からアドバイスを受けるとのことです。

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